半年以上続いている経度な眼振について
半年以上続いている軽度な眼振についての質問です。6歳6ヶ月のホーランドロップ雄です。過去2度、眼振・斜頚の症状が出て、エンセと細菌の両方に効く薬を飲み、その時は後遺症も残らず完治しました。当時の獣医師の判断は、細菌性のものとのことでした。昨年末に3度目の眼振になりました。前回と同じ薬を飲みましたが、眼振が止まりません。軽度の眼振で、数秒、頭(眼)をおおってあげれば止まります。病院を変えて、エンセの抗体検査をしたところ、エンセの可能性は低いとの結果でした。レントゲン、血液検査にも異常はみられませんでした。獣医師の判断は、軽度なので、レントゲン等検査をしても原因部分がでない。薬を続けても、効果は期待できないと思うので、様子をみるしかない。細菌に効く薬を飲みましたが、確かに眼振はおさまりませんでした。そして、これ以上の検査で原因究明するには、大学病院でCTスキャン等をするしかない、けれどうさぎに負担がかかるとのことでした。病院に行くまでの電車の揺れで眼振を起こしてしまうので、これ以上の負担はかけたくないと思っています。いまも、お顔をぷるぷるしたときなど、ふとしたタイミングで眼振を起こしています。揺れが大きいときは、お顔をおおって5~10秒で止まります。揺れが小さいときは、顔を左右に振りながら、やはり5~10秒くらいで自然に止まります。見過ごしているだけかもしれませんが、毎日眼振があるわけではありません。食欲が落ちることもなく、グルーミングもきちんと出来ていて、トイレもはずさないし、耳のなかも綺麗です。ただ、今回の眼振で眼に傷ができて、それが残っています。でも、物にぶつかることもなく、飛び越えていくので見えていると思います。この子の飼主として、何かしてあげたいと思うのですが、また病院を変えても負担になるだけだろうと思いますし、治してあげたいのに何もしないで眼振を見ているのも、焦り似た気持ちになります。また、ネットでいろいろ検索をしても、同じような事例が見当たらず、それもまた不安のひとつです。こういう風に眼振が後遺症として残ることもあるのでしょうか。これは、大きな眼振がくる前の予兆なのでしょうか。もうずっと、2009年11月上旬からずっと、軽度の眼振があります。2~3週間くらい眼振を見なくて、治ったかと思うと、また眼振が出始めて2~3週間経って、またおさまって・・・この繰り返しです。うさぎは気にしていない風ですが、飼主として、わたしは何かしたい気持ちです。何をしてあげるのが、うさぎにとって一番いいことなのでしょう。こんな病気のことを聞いてしまってすみません。本来は獣医師に聞くべきことだと思いますが・・・多くのうさぎさんを見てきた面からのアドバイスをいただけると助かります。
原因を究明すべく、検査もしていただいている状態ということですので、まずは安心です。情報がたくさんある今の時代、ある程度の病気の可能性などがわかるようになってきていますので、自己判断で終わらせてしまう飼い主さんも少なからずいらっしゃいます。うさぎの体に何か起こっているのかということは、専門家にきちんと判断していただくということが重要なのです。今回のうさぎさんは、頻度や状態などは軽度とされるようですが、長期に渡って眼振の症状が見られているようです。原因として考えられるエンセファリトゾーン症も可能性が低いこと、細菌感染の治療(投薬)の効果もないということで、より原因を突き止めるには、精密検査が必要ということです。うさぎさんの年齢も高齢にさしかかっているともいえますので、検査や通院に伴う大きなストレスは、なるべく与えずにあげたいというお気持ちもその通りなのだと思います。幸いにも、普段生活する上で、問題なく過ごすことができているということ、食欲なども問題ないという状態であるようですので、この点から考えれば今の状態を維持できるように環境を整えてあげる、様子を見るという判断は適切なのではないかと思われます。本当の原因が断定できないことですから、今の軽度の眼振が後遺症であるのか、予兆であるのかという判断は難しいことでしょう。ただ、この子にとって、一定の条件が満たされた時に眼振の症状が見られてしまうということは事実ですから、その状況を受け入れていただいて、ケガなどに繋がらないように、うさぎさんがパニックしたりしてしまわないように、環境を整えて見守っていただくことが大切なのだと思います。うさぎさんの性格や行動などには、その子ごとの個性といわれるものがあります。同じ言葉で表現するには適していないのかもしれませんが、その現状を受け止めていただいて、穏やかに過ごしてもらえるような環境を与えてあげるということでもよいのだと思います。もちろん判断のひとつには、原因を追求するということもあります。このまま心配なまま過ごすことではなく、きちんと検査を受けるという判断もよいのだと思います。飼い主さんがそういった強いお気持ちであれば、きっとうさぎさんもその気持ちに答えてくれることと思います。事前にこういった状態で発症するということや、どういった状況で診察や検査になるのかをお伝え、お聞きすることや、移動中のストレスも軽減できるように考えてみることなどをすることでも、うさぎさんの負担を少なくすることができるかもしれません。今後どうするべきかということは、飼い主さんが決めなくてはいけないことでもありますので、ご自分のお気持ちと、うさぎさんの立場にも立って考えていただいて、判断していただきたいと思います。
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