うさぎさんの症状はその後いかがでしょうか。まず、目やにや涙の症状についてですが、ご心配されているように、目に原因がある場合に見られる症状でもあります。炎症などを起こしている時に、涙や目やになどが見られてくることではあります。目に直接の原因があるほかにも、目から鼻にかけての管に問題がある場合などや、歯にトラブルがある場合なども理由としてあげられます。抜けた毛が涙と混じってついているようであれば、取ってあげることで様子をみることができますが、そうではない状態や頻度が多いということであれば、やはりきちんと獣医師にご相談されることが必要だと思います。すぐに診ていただけない状況である時には、目やにを優しく取り除いてあげること、涙も拭いてあげることなどで、その症状がおさまるかどうか観察してください。そして、飼育環境なども見直してみることも大事なことだと思います。埃やチリなどがうさぎさんに悪さをしていないか、また、抜けた毛なども多く見られるという時には、グルーミングもお手伝いしてあげることも必要になってくると思います。お迎えしたばかりという気をつかう時期ではありますが、これからなにをするのかということを、優しく声に出しながらうさぎさんに伝えていただいて、様子を見ながら対処していただくとよいと思います。目やにが出るというのは、普段の健康な状態ではないですから、その原因を明確にすることはとても大事なことです。お迎えする以前の状態でも、涙の後とも思えるような状況が見られているようですので、その原因が何であるのか、しっかり判断していただくことが必要だと思います。原因がわかればそれにあった的確な対処ができるのですからね。そして、糞の大きさに違いがあるということは、心配があることと思います。食事の内容や食欲などに変化がないということであれば、なおのこと、消化器官がいつもと違う働きになっているのではと考えられると思います。糞が小さくなる時には、食事の中に排泄するような余分なものが余り入っていない時になります。牧草などの繊維質を取り込む量が減ったという場合などに見られたりする状況です。うさぎの場合、この余分なもの（吸収しにくいもの）も必要ですから、食事内容を見直していただくことも重要です。そして決していい状態とはいえませんが、形が一定の時は病気などではないと考えられます。糞が一定の大きさ、形ではなく、涙形などであったり、大きさが不揃いである時には、飲みこんだ毛や異物などが原因として考えられてきます。まだ症状が改善されない、ちょっとでも心配な状況があるという場合には、獣医師にきちんと診ていただくことが安心できることと思います。