ホーランドロップとロップイヤーの違いについて
ホーランドロップはフレンチロップとネザーランドを混ぜているということみたいですがロップイヤーで売られているものは雑種という認識はあるのですが、なぜここまで値段が違うのでしょうか?雑種のロップイヤーとはなにが混ざっているのですか?ロップイヤーは大人になると顔がシュッとしてお耳も大きくヒラヒラしているのに対しホーランドロップはきれいなしゃもじ形が多かったりする印象ですがこれは何ででしょうか?血統書がついている仔は皆しっぽさんのようにきれいなうさぎを作るために考えられて繁殖されているのですか?自宅の近くのホームセンターで売られているネザーは血統書がついていますがお父さんとお母さんが2キロもします。血統書だからといって小さいというものでもないのでしょうか?質問ばかりで申し訳ありませんができるだけわかりやすくご返答お待ちしています。
耳が垂れているうさぎをロップイヤーと呼ぶことと思います。ロップイヤーというこの名は、種類ではなく総称だということなのです。ですから、ホーランドロップもロップイヤーと呼ばれることにもなるのです。ロップイヤーの種類は、ARBA公認のロップ品種は5品種です。古い順にあげていきますと、イングリッシュロップ、フレンチロップ、ミニロップ、ホーランドロップ、アメリカンファジーロップとなります。これ以外で呼ばれている名前は、ほとんどの場合繁殖した方やショップで独自につけている名称となり、種類ではないのです。ちなみに、この5種類は親戚関係に当たります。ホーランドロップの起源は、フレンチロップとネザーランドドワーフを交配させ、毛質向上の為にアンゴラ種も交配されているようで、20世紀後半に誕生した種類となります。そして血統書とは、そのうさぎさんがどういった歴史をたどって生まれてきたのかという証でもあります。それぞれの純血統の基準(スタンダード)に合わせて作られてきた証ですので、正しく繁殖管理された純血統のうさぎに発行されるものが血統書なのです。決して小さいから血統書があるということではないのです。より基準にあったうさぎを提供できるように、繁殖する個体を選んでいるともいえます。ですから、今回のホームセンターでの場合は、通常よりも体重がある両親で繁殖されたということと、単純に捉えられるのではないでしょうか。専門店などであれば、この繁殖に関しての疑問などもその場で解決していただけそうですが、ホームセンターの場合にはちょっと難しいのかもしれませんが、それでも疑問をぶつけてみてもよいのかもしれませんね。
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