ぺレットを切り替えた後には、問題なく食べてくれていた様子ですので、切り替え自体は受け入れてくれたようですね。ただ、全く食べなくなったということは本当に心配な状態です。牧草や野菜、果物などは食べてくれているようではありますが、ぺレットを食べないということですから、理由がきっとあるのでしょう。前歯の不正咬合ということで毎月診察を受けていらっしゃるようですが、このあたりも原因のひとつとなっているのかもしれませんね。前回の通院からどの程度に時間が経っているのかということや、もしかしたら奥歯にも変化が見られているのかもしれません。ただ、年齢的なこともありますので、この時期の天候などが左右して、体調を崩しているということなども考えられるかと思います。湿気や暑さなどがうさぎさんの体調だけでなく、ぺレットの品質などを変えてしまっていないか、こちらも是非今一度確認してみてください。牧草だけをたっぷり食べている場合でも、その量をしっかりとっている時には、糞の大きさや形などはある程度一緒であると思われます。糞の量が少ない、大きさも不揃いだということは、お腹の消化システムにも少なからずいつもとは違う状況が見られていると考えられるのではないでしょうか。単に食欲が落ちているだけということならば、食べてくれるものを与えるということももちろんひとつの方法です。ですが様子を見るべき時期なのか、そうではなくきちんと調べていただくべき時期なのかを見極めていただくことが重要なのだと思います。もし通院などのストレスが心配というのであるのならば、まずはお電話で担当の獣医師にご相談されるとよいのではないかと思います。高齢の場合の症状の変化は、しっかり受け止めていただくことが大切ですからね。