顔面麻痺という症状ですが、まずはその原因を突き止めていただいて、その原因に合った治療を行っていただくことが大事なのだと思います。老化によることという診断などもあるのかもしれませんが、何が原因であるのかを把握することは重要なことです。突発性のものなのか、神経系などからきているのか、また耳のトラブルなどからも考えるケースもあるようです。それぞれの原因に合った治療ができるようですと、症状にも変化が見られることと思いますので、是非今一度獣医師にご相談していただきたいと思います。そして、顔半分しか動かせないという状況でも、今まで通りの量をしっかり食べてくれていることは、大変心強いことですね。時間がかかってもよいことですから、ゆっくりうさぎさんのペースで、今後もしっかり食べきってもらいたいところです。食事の内容に関しては、このように時間がかかっても完食してくれていますので、いまのところは問題ないのではないでしょうか。糞が小さくなっていることに関しては、余分に排泄されるものが少なくなったということでもあるのかもしれません。チモシー牧草をいつでも食べられるような環境にしていただくことなども大事でしょう。換毛期などが重なっているようですと、無駄な毛を飲み込んだりしないように、グルーミングもしっかり行っていただくことで、毛球症などの対策にもなると思います。また、体重管理をしていただくことも大切だと思います。心配なのは、咀嚼をする歯が偏っているという状況ですので、使っていないほうの歯に不正咬合が起きてしまう可能性も考えておくことが必要でしょうね。定期的に歯をチェックしていただくことで、早期発見にも繋がりますし、処置もできることですので、獣医師に診ていただく機会を作っていただきたいと思います。