鼻をくしゅんとさせる様子は、やはりくしゃみではないかと感じます。くしゃみの症状が見られる時には、次のことが考えられると思います。まずは鼻の器官に感染症などのトラブルが起きている時にくしゃみが見られます。鼻水などの症状は見られていないということですから可能性は少ないのかもしれませんが、初期症状などという場合もあるのだと思います。次に、ぺレットや牧草の粉などに反応してくしゃみがでているという場合もあります。トイレ砂などの粉に・・という場合もあるでしょう。くしゃみを見せているときの状況を思い返していただくことで、これらのなにかが原因ではないかということが見えてくることでもあります。疑わしいという場合には、これらの粉っぽさを事前に排除してあげてから、与える、使用するという対応をしてみてください。そして涙は多くは見られていないということですが、通常問題がない場合には目やにはでないといえます。あくびを頻繁にみせているということですから、室内の環境なども見直していただくことが大事かもしれません。くしゃみと目やにという症状で考えると、鼻や目単体のほか、目から鼻にかけての管に問題がある場合も考えられるかもしれません。この時涙の症状が見られることではありますが、このあたりの可能性もふまえて、やはり１度診察していただくことがよいのではないかと思います。環境を見直していただいて、それでも改善しない場合には、病気という可能性がありますので、獣医師にご相談ください。そして、抱っこについては、うさぎさんみんな苦手でもあるといえます。その苦手な抱っこを上手に出来るようになるには、飼い主さんがうまく抱っこするということが必要なのです。かわいがるという意味での抱っことなると、この苦手な行為に付き合わせるということになりますから、そうではない行為と考えてあげることがよいのかもしれません。爪切りやグルーミングなどを行う時に必要であるから、それには我慢して付き合ってもらうということになるのだと思います。飼い主さんが抱っこをする時に躊躇してしまうと、うさぎさんに逃げられる要素を与えます。暴れたりすることで抱っこから逃れられると覚えてしまうようですと、そうできるまで反攻し続けます。ですからそうできない、抱っこされるということを覚えてもらうことになるのです。抱っこに関しての方法やコツは、Q&Aのしつけのカテゴリーにこれまでの回答としても多数紹介しておりますので、是非参考にしていただきたいと思います。爪切りに関しては、その子ごとで伸び具合（減り具合ともいえるでしょう）が異なってきます。ですから、一概にどの間隔でとは申し上げられない場合があります。１、２ヶ月で、どの程度伸びているかがわかるようであれば、その伸びた分を同じ期間で切ってあげるという方法がよいかもしれません。うさぎさんの足先の毛から爪が見えてきているようだと、伸びてきたといえるでしょうから、これを目安にされてみてもよいと思います。