高齢のうさぎさんですので、こういった病気がみられてくるケースもあるのだと思います。病状を告知された飼い主さんのお気持ちを、心よりお察しいたします。確かに、手術をすることで改善が見られることではあるのでしょうが、リスクがあるということなのだと思います。担当の獣医師と、そしてご家族皆様で、どうすることが一番なのかということをよく考えていただきたいと思います。子宮疾患の場合には血尿もそうですが、膣からの出血のほか、食欲がなくなること、元気がなくなることなどでしょうか。（疾患ごとにそれぞれ症状があるようです）ひどい出血などが続くようですと、これが貧血につながるということでもあり、そのままの状態でいれば、命に関わる状況にもなるのだと思います。事前に手術はせずとも、決定的な症状（重度の出血など）が見られた時にどうするのか、後悔のないようにお考えいただきたいと思います。とても難しい判断ではあると思いますが、どういった判断でも、こうすればよかったということがないように、よくお考えいただきたいと思います。その決断に、長年連れ添ってくれたうさぎさんは、きっと納得して受け入れてくれることと思いますからね。ストレスのない生活でもあるようですから、今後もしっかり見守っていただきたいと思います。