ウサギ梅毒は、スペロヘータという細菌の一種、トレポネーマが原因で起こる病気です。オスメスの交尾の際の直接感染か、出産時、泌乳時に母うさぎから子うさぎに感染するようです。症状としては、生殖器、肛門周辺が赤みを帯びる、腫れる、水ぶくれなどが見られる、顎や鼻や唇、瞼や耳などにかさぶたや潰瘍などが見られるようです。またリンパ節が腫れる、流涙なども見られるようです。そして感染していても、これらの症状が出ない場合もあるようです。寒さやストレスなどがかかると発症しやすいということです。まい様のうさぎさんが、陽性という結果が出たということですが、これらの症状が見られていないという場合には、発症しないように環境を整えて過ごさせるということが必要でしょう。そして、治療法もありますので、完治しないということはないと思います。ただ、根気よく治療を続ける、環境をしっかり整えるといった努力は必要なのだと思いますね。そして、このうさぎさんは繁殖には向かないということでもあります。こちらはよく心にとめていただくことが重要でしょう。他のうさぎさんとは接触させないことが大切なことなのだということです。そして、もし血統書などを持つうさぎさんであったのならば、こういった結果がでたということを、お迎えしたショップやブリーダーにご報告することも、大事なことなのかもしれませんね。