うさぎの生殖器は、小さな時には男の子と女の子の大きな違いがなく、とても分かりづらいものです。これは、ある程度大きくなってから性別の変化（性器の変化）が起きるからなのだそうです。ですから、後から性別が違っていたという事は可能性として起こりうる事なのですね。男の子の場合には、うさぎさんの年齢が６ヶ月以上であれば、睾丸の有無でわりと簡単に確認する事ができますので、こちらも時期が来たときには気にしてみてくださいね。
そして、オスうさぎ場合は、条件さえ揃えば一年中その行為が見られます。テリトリーの拡大を助長させる環境や、自分よりも弱い立場の動物の登場（飼い主さんやほかのオスうさぎ）、そしてメスうさぎの登場などが当てはまれば発情していると考えます。またただ単に欲情しているだけでなく、自分の優位を示す行為としても、縄張りを示すことの意味も大きいですね。
発情期の対応としては、こういった条件を満たさないように、まゆミン様がしっかりとうさぎさんを取り巻く環境を管理してあげることが大切なのです。遊ばせてあげる時には、サークルなどでその範囲をしっかりと制限してあげること、そして時間も毎日同じ時間だけと規則正しく生活させてあげてくださいね。もちろんまゆミン様のお宅のルールを作っていただいて、それに沿って生活させてあげられればよいのです。制限のない環境は、うさぎさんが自分が自由に、好きなように過ごせるのだと、自分が一番なのだと勘違いしてしまいがちですし、そのことが問題行動にも繋がっていきますからね。飼い主さんが的確な環境を与えてあげることが、お互いの関係性のためには大切なのですよ。