そうですね、最近になって発情や縄張りを示すような行動が見られているようですね。季節的にも、発情行為が盛んになる時期ですので、本能として見られるということもあるでしょうね。そして、うさぎさんにも個体差がありますよね。その子その子の成熟する時期というものも、様々なのだと思います。もしかしたら今がきなこの母様のうさぎさんにとってのお年頃という時なのかもしれませんよね。もちろん飼育環境の変化でも、生活リズムが変わりますから、行動パターンが変わるともいえますが、それ以外にも、発情を助長させてしまうような原因がなにかしらあったのかもしれませんね。例えばですが、ほかのうさぎさんのにおいを飼い主さんが身につけて帰ってきたり・・。
スプレー行為は、うさぎさんの本能による行動ですから、これをきっちり止めさせるには、やはり去勢ということになってしまうのだと思います。もちろん去勢が100％ではありません。ですが、状況を緩和させることはできるかと思いますので、まずうさぎさんの行動をよく観察してみてください。ケージの中にいるときにはスプレー行為が見られないのであれば、サークルの中で遊ばせる時間をしっかりと管理していただいて、縄張りや発情を助長させないように、規則正しく生活させてあげることでも改善されることがあります。そして、普段からスプレー行為が見られるのならば、逆に生活リズムを新しく作ってあげるために、ケージから出さないで様子を見ていただくこともよいのかもしれません。ただ、そのことですぐに行為がなくなるわけでもないですから、おしっこを飛ばされても周りが汚れないように、ガードをしてあげることも必要だと思いますよ。