確かにとても小さい子のようですので、充分に気を付けて成長を見守っていただくことが必要だと思います。ペレットや牧草は食べているようですが安心は禁物です。毎日体重を量っていただいて、順調に体重が増え続けているかということを確認くださいね。そして、この体重ですからより栄養価のあるアルファルファの牧草の方が適していると思います。チモシー牧草と併用して与えていただいて、問題なく食べることができる、糞の状態などにも問題がないということを確認していただきながら、その割合を移行していただくとよいかと思います。ペレットに関しても、その品質を今一度見直していただいて、子うさぎに適しているものかということを確認ください。もし適切ではない場合には、急激に変えることなく、先ほどの牧草のように徐々にということが重要になってくると思います。過ごしている様子ですが、じっとしている、ボーっとしているということは、今の時期で考えてみると、寒いといった様子などを思い起こさせます。生まれた時には、お母さんの暖かい毛や兄弟の体温に包まれていたはずですから、ひとりになって暖がうまくとれないということもあると思います。牧草やハウスなど、そしてペットヒーターなどの暖を取れるものを与えてあげるということも大事だと思います。盲腸糞に関しては、全く食べていないのかどうかということでもあると思います。うさぎさんが排泄する糞の３０％～８０％が盲腸糞であるそうですから、一部を食べ残しているという場合もあるかもしれませんので、観察していただいてどういった状況であるのかを見極めていただきたいと思います。食べられていないからこそ、体重が増えていないということもあるかもしれませんので、朝方のうさぎさんの様子を観察していただいて、盲腸糞をした後食べられていない場合には、それをうさぎさんの口元に持っていって食べるように促していただくことも必要なのかもしれません。