まずはトイレのしつけですが、成長が伴ったことにより、より縄張りを主張するという意味合いが強くなったということなども考えられるかと思います。前回ご質問いただいた時には、ケージの中の環境に違いがあったようでしたので、そのことでトイレの使い方が違ってきた原因のひとつともいえたのかもしれません。環境を前に戻していただくことで、またトイレの使い方が変わってくることなどもありますが、縄張りの意味合いが強い場合には、そう変化が見られないということも考えられます。ただし、しつけを根気よく続けることはとても大事なことだと思います。うさぎさんがどのようにケージを使っているのか、トイレを使わずして、どこをトイレの場所と認識しているようかなどをよく観察してみてください。もちろん中には、一カ所にトイレの場所を決められない子もいますが、ケージの使い方を理解することで手の施しようも見つかってくるのではないかと思いますよ。林様のうさぎさんにぴったりくるトイレやトイレの場所、そしてしつけの方法を見つけていただきたいと思います。それから、健康診断ですが、年に一度でももちろんよろしいですが、高齢のうさぎさんなどは半年に一回などでもよいでしょうし、爪切りなどを一緒にして頂く場合などは、もっと短い期間の頻度で診ていただくことになるとも思います。このあたりは、担当の獣医師とご相談していただくとよろしいかと思います。寒さ対策は、大人になっても同様にお考えいただいてよろしいでしょうね。ヒーターを入れてあげることもよいですし、ハウスなども取り入れていただいてもよいでしょう。またダンボールでケージを囲ってあげることでも寒さを防ぐことができます。