お尻をはみ出しておしっこしているとはいっても、トイレに乗っておしっこをしているわけですから、叱るにしかれないところです。トイレの場所、おしっこをする場所はちゃんとわかっているのですからね。このような時には、うさぎさんの体の大きさと、トイレの大きさ、そしてトイレの向きなどを考えていただくとよいのかもしれません。ホーランドですので成長に伴って体も大きくなります。その大きさによってはある程度大きめのトイレのほうが適しているということもあるでしょうからね。前向きにトイレに乗って、そこで体の向きをかえるのですから、三角形のタイプよりも、四角形のトイレなどの方がその面積が広い分、体の大きなうさぎさんにはよいのかもしれません。そして、トイレを置く向きなども重要なのかもしれません。三角形のトイレの場合には向きを変える事は難しいですが、四角形のトイレでしたら、縦や横と替えてみてどの方向が使いやすそうか観察してあげることもよいでしょうね。うさぎさんの行動を観察しているときに、こういった様子が見られたら、体の向きが反対よ♪と教えてあげることを根気よく続けることも効果はあるとも思います。そして、糞をトイレでしないということですが、トイレの場所を認識していない訳ではないのでしょうね。おしっこの時はちゃんとトイレに乗るのですから・・。糞の場合には、わりと食べながら排泄することがあります。牧草を食べながらポロポロと・・ということも少なくないのです。また、成長と共に縄張り意識が生まれると、ただ排泄のために糞をするのではなく、におい付けの為ということもありますから、あまり神経質にならずに、多めに見てあげる余裕をもっていただきたいかとも思いますよ。お迎えした時に、ある程度トイレの使い方がパーフェクトでもあったようですので、どうしてもそれを望みがちになってしまいますが、実はそのことの方が珍しい、貴重なことでもありますから、焦らずに見守っていただきたいと思います。