うさぎは自分のテリトリーを侵さないと分かれば、かなり友好的に生活するようです。極端にいえばどちらかといえば無関心な場合のほうが多いかもしれません。今回の場合は、うさぎのテリトリーに後から犬が入ってくる形になると思いますので、おそらくトムちゃんは、自分のテリトリーを守ろうとして必死になるかと思います。まして、放し飼いの状態で、家中全てがトムちゃんの縄張りという環境ですので、問題行動が出てくるかもしれません。そして、新しい家族にどうしても目がいく、構ってしまうという状況にも陥るかと思います。犬と仲良くしている飼い主さんを見て、やきもちのような行動や、怒るなどの行動をとるかもしれません。こういったことがストレスにならないとは言い切れません。接し方の注意点としては、うさぎの前で犬にえさを与える事や、触れて遊んでいるような場面を見せないことが大切になってくるかと思います。ということは、犬をお迎えする前に、うさぎの縄張りを決めてあげる、制限することも必要なのだと思います。その環境に慣らしてから・・ということが大事かもしれませんよ。そしてしばらくは対面させないことがよいと思います。うさぎは結構記憶力がよくて、なおかつ根に持つタイプですよね。いたずらに不快にさせない方がいいかと思います。時間を掛けながらお互いを認識させることが必要です。ちなみに、犬が完全に飼い主さんと主従関係を作るまでは、うさぎと犬を逢わせるときには、注意が必要です。犬は遊ぶつもりでうさぎに覆いかかっても、うさぎがそうは思わなく、すさまじい悲鳴をあげては恐がります。こうなってしまうとそれ以後、飼い主さんにも警戒するようになった子がいますので、気をつけてあげて下さい。そして犬の性格も性別よりは個体差でことなってくることだと思います。種類などは、やはり猟犬ではないほうがよいとは思いますよ。犬との一緒の生活は、仲良くすごしているうさぎさん達もたくさんいるようです。ですのでどうぞゆっくりと関係を作ってあげてただきたいと思います。