女の子の発情の場合、ぶーぶーと鼻を鳴らしたり、掘る仕草をしたり、またケージなどの自分の持ち物を勝手にいじられたりすると、怒ったりするなどの自己主張がみられます。また疑似妊娠のなどのように、自ら毛を抜いていたりするあたりも、発情といえるかもしれませんね。２歳半にして、初めての行動のようですが、うさぎさんその子その子で発情の行動も異なりますし、それが見られる時期も違ってくるともいえますよね。なにか環境に変化があったりして、発情行動を助長させるようなことがあったのかもしれませんし、そうではなくとも、遅咲き（聞こえが悪いかもしれませんが・・）などということもあるかもしれませんね。
発情の時期はだいたい１～２週間程度といわれています。繁殖シーズンは自然下では冬の終わりから夏の終わりまでともいわれていますが、飼育下では一年中繁殖が可能です。rila様のうさぎさんのサイクルをみながら、この時期はそっと見守ってあげていただきたいと思います。ただこの本能行動が助長されないように、産室などは作ったら直ぐに取り除いてしまうことが必要です。産室を作る素材がないと必要以上に毛を抜く場合もありますので、長い牧草を牧草入れなどを利用してケージの中にセットしてあげるとよいと思いますね。神経質になっている事が多いですので、ケージの中の物は、その子がいるときには触れないようにしてあげます。また行動がエスカレートしてしまうことも多々あるかと思いますので、その場合には我に返ることを教えてあげるためにも、行動を止めてあげることもよいのかもしれませんね。そして疑似妊娠によってミルクがでてしまう子もいますので、うさぎさんが落ち着いてきたら、そっとおっぱいを触ってあげて下さい。熱をもっていたり、大きく腫れていたら、乳腺炎などという病気の可能性も少ないのですがありますので、直ぐに獣医師に相談していただくことが必要ですよ。たしかにうさぎさんも大変なのしょうが、飼い主さんも大変です！ですが、本能ゆえの行動でもありますから、なんとかつき合っていただきたいと思いますよ。