食欲低下の際の食事の与え方
2歳11ヶ月(メス)のネザ-ランドドワ-フについて質問です。
1週間前に骨盤の一部を骨折しました。温存治療(自然治癒)で1ヶ月安静です。実は、その日からほとんど食べなくなりました。大好きなペレットも牧草もほとんど食べないです。骨折前の状態は、体重1.08kg。健康。主食:乾燥牧草 ペレット:7gx2回(1日)
現在、このペレットも乾燥牧草もほとんど食べません。試しに生野菜(小松菜)をあげるとすごく食べてくれます。このまま食べれるだけ生野菜を与え続けて問題がないかお聞きしたいです。この食事を続けることで、治癒後に以前の食事(牧草とベレット)に戻らない可能性も懸念しています。そのあたりの助言も頂ければ有り難いです。
骨折後から見られる変化ですので、痛みなどの症状があることで食欲がなくなっていると推測できるようではないでしょうか。食欲を上げるために生野菜を与えることもひとつの方法です。その場合は摂取する栄養成分が偏らないためにも、ひとつの野菜だけを継続して与えるのではなく、複数の野菜を与えていただくことも大切になります。野菜や果物などを与える際の鉄則でもある、継続して与えない、多くを与えないという点を気を付けてあげてください。
担当の獣医師から、食事に関してはどのように助言いただけましたでしょうか。万が一こちらのうさちゃんが摂取する栄養成分に制限などがあるならば、与えられる野菜に向き不向きが出てくると思いますので、確認していただくことが一番です。適している野菜やそれぞれの量などまで、しっかりとアドバイスいただけるようにご相談ください。
また、ペレットフードも牧草もほとんど食べないという表現ですので、口にしてくれる場合もあるようです。その場合の状況を振り返っていただきたいと思います。食べてくれる時の状況に関連性が見えてくれば、そのタイミングや状況を作り与えてあげることで食べる頻度が増えてくることも予測できます。またうさちゃんも痛みや不安な気持ちがあることで、飼い主さんに寄り添ってもらえることでも元気が出て食欲が出てくることもあります。フード入れや牧草入れに入れて与えるだけではなく、直接手から与えてあげることでも反応が変わってくることもあります。フードを少量の水でふやかしたり、それを食べてくれる葉野菜で巻いて与えてみるなどして、口の中に運ばれるような工夫も試していただけると思います。食べている量が減っていることで、排泄物にも変化が見られていると思います。食べない時間が続くことで、腸の蠕動運動も少なくなり、取り込む量も少ないことで腸内環境にも変化が起きてしまうことで、さらなる食欲不振の症状が見られることも考えられます。場合によってはケアフードでの対応なども必要になるかもしれませんので、担当の獣医師に今の状態を報告して、どう対応することがベストなのか指示をいただけるようご相談いただくことが必要のようです。
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