うさちゃんの主食となる牧草でも、与えるものが変わることで消化管の働きが変化してしまい軟便が見られる場合もあります。これにはうさちゃんの個体差があることですので、問題なくもりもり食べていつも通りの糞が見られる子もいれば、今回のうさちゃんのように軟便が見られてしまう場合もあるということです。体調の変化で一時的に見られていることもあれば、体質的に合わないという場合もあるのかもしれません。個体ごとでの安定した消化管の働きが見られずお腹の調子が崩れてしまっているということなのだと思います。
牧草はうさちゃんにとってかかせないものですので、十分な量を取り込んでもらうことが重要です。好みがあることはもちろん承知の上ですが、軟便がでないもので食べ続けてもらえることが理想なのだと思います。嫌がらずに食べてくれる場合でも、軟便が数日続くということはうさちゃんにとって負担となっているのではないでしょうか。かかりつけの獣医師とはどのようなお話をされていますか？牧草を食べてもらうこと優先か、軟便がでないことを優先か、判断が難しいことでもありますが、3日経っても軟便が続いていることまでもお伝えいただきながら、どう判断するべきかをお聞きいただくとよいと思います。
年齢も６歳を迎えていることで、加齢によりこれまで食べていたものでも消化しきれなくなってくることも見られ始める時期です。体調の確認も踏まえて、今現在の食事内容や量なども改めてご報告いただきながら、こちらのうさちゃんに合った内容を一緒に考えていただけるようご相談いただきたいと思います。