ソアホックが進行している印象があるようです。トイレが一定ではなく汚れやすくなっていることも一つの要因と考えられるようです。足裏の皮膚が露出している様子ですので、散歩される場所は柔らかい素材が触れるように環境を整えていらっしゃいます。
うさちゃんが普段過ごしているケージの環境はどうでしょうか。トイレを使わないことでどの場でも排泄する様子があると思います。トイレを使わなくなっている理由が、段差などが関係しているようならば、そちらをクリアにできないかを考えていただくことで、トイレの使い方にも変化が起こることが考えられるようです。ペットシーツや柔らかい素材を取り入れる場合の対応もありますが、おしっこの量が多い場合はこまめに取り換えてあげられなければ、やはり汚れてしまうことになります。うさぎの習性として日中は休息する時間帯でもありますので、食事や排泄などの回数は少なくなる傾向はありますが、お留守番がある環境では不安点として残るのではないでしょうか。飼育環境についてかかりつけの獣医師からはどのようなアドバイスがありましたか？こちらのうさちゃんの現状にあった床材や環境の指導をいただけると思いますので、改めて確認していただくほうがよい答えが導き出されると思います。
また飲み水に関しても、実際にどの程度の量を飲んでいるのかを報告いただきながら、病気の疑いがないかを確認いただくことも重要です。我々と一緒に過ごすうさぎは、体重の10％程度の水を必要として飲む様子があります。もちろんその量には個体差があることですが、牧草を多く食べるようになることで、飲水量が増える傾向もあります。また病気やストレスがあることでも多飲多尿の症状が見られます。病気のサインとして見られていないかを調べてもらいながら、病気でないならばソアホックが重度化していることを踏まえると、水の与え方を振り返る、見直すということもあるかもしれません。お留守番してもらう現状もお伝えしながら、どのような環境を与えてあげるとよいのかを一緒に考えていただけるようにご相談ください。