噛みつくようになった
10ヶ月のミニウサギの女の子を飼っています。
今までは甘えん坊でケ-ジに手を入れると撫でてと言わんばかりに擦り寄って来たのですが、最近ケ-ジに手を入れると噛まれるようになってしまいました。特に、食器を触るとどこに居ても飛んできて噛みつかれます。血が出たりする事は無いので、本気噛みでは無いと思うのですが、このまま手を入れたままだと本気で噛まれるかもしれないという恐怖心からついついビクついてしまいます。今までは無かったので、思春期なのかなとも思うのですが、彼女が嫌がることを知らず知らずのうちにしてしまったのかも、嫌われてしまったのかも、何か不満があるのかも、と申し訳なさと悲しさで落ち込んでしまいます。
避妊手術についても考えたのですが、やはり全身麻酔の事を考えるとそのリスクを前にしり込みしてしまいます。これが思春期から来るものだった場合、やはり避妊手術をしないとずっと続くのでしょうか。また、思春期の女の子うさぎ、噛んでしまううさぎと上手く付き合うコツなどありますでしょうか。
生後10か月ですから、大人の仲間入りを果たしていることで、思春期や発情期などに関連した行動もそろそろ見え始めるころだと思います。自我が芽生え、自分の縄張りに対してそれを守ろうという意識が働くことや、発情することでも威嚇したり攻撃性が見られるようになるなどいつもとは違った反応が見られるようになります。
ケージの中はうさちゃんのお城でもありますから、その環境に入ってもらいたくないという気持ちなどが芽生えることもあります。特に女の子の場合、今回のような行動が見られる傾向もあるように感じられます。うさちゃんの気が立っているような場合は、興奮させないように少し距離を取って接してあげることも大切です。フード入れに対してこだわりがある様子が見られていますから、なるべく興奮させないように与えている環境を再確認していただくこともできると思います。掃除の際など同じフード入れを用意して入れ替えてみることでも、短時間で対応できることもあると思います。またへやんぽなどでケージの外に気が向いている時などもタイミング的には適しています。ケージの外でも食べられる環境をつくることで食べる行為に夢中になってもらえれば、うさちゃんにも隙が見られるようになりますので、食べている時や遊んでいる時などに対応していただくこともできるのではないでしょうか。お気に入りのおもちゃなどを見つけてあげることもよいのかもしれません。
思春期や発情期が関連しているようですと、時期がくれば落ち着く様子も見られることもあります。また、避妊手術もひとつの判断となりますが、問題行動がすべてなくなるわけではありませんので、リスクなども踏まえながらかかりつけの獣医師としっかりお話いただくことも大切です。
そして今回の行動が見られるようになった前後で、環境の変化などがなかったか、何か原因となることがなかったかを振り返っていただくことで見えてくることがあるようならば、今後の対応につながると思いますので、改めて思い返してみてください。思春期や発情期はうさちゃんの性格によっても見られる行動は様々ですし、その行動がいつまで続くのかもうさちゃんごとで異なってきます。ただ、噛む行為をやめてもらえるように、噛まれた時にはしかることも忘れずに対応いただきたいと思います。そうでないと甘噛みだとはいっても噛んでもよいと捉えてしまうことも予測でき、行動がエスカレートしてしまうことも考えられます。噛まれた時その場でうさちゃんの行動を止めて、目を見て普段とは違う声色などで言い聞かせてあげることも有効的です。また飼い主さんがケガなどしないように手袋などを使用することもできますので、飼い主さんにとってもストレスにならない方法を見つけていただきたいと思います。
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