水を飲みそうで飲まない様子ということからは、飲みたいけれど飲めない環境になっている可能性があるのではないでしょうか。下から飲むタイプとありますので、ノズル式のボトルではなく、カップ（お皿）に口をつけて飲む給水器と読み取らせていただきます。ノズル式の場合は、ノズル部分に汚れなどがつまり水が出にくくなる場合などがありますが、カップの場合での状況を考えながら探っていただくことになります。口を近づけてにおいを嗅ぐだけ、ふちを舐めているということですから、においなどが気になって口にできない状況があることも考えられるようです。与えている水が水道水ということですが、与え方がこれまでと変わらないということならば、水自体に変化などがおきていることもあるのかもしれません。また給水器も洗浄されているとのことですが、その洗い方や洗い残しなどがないかということを振り返っていただくこともできると思います。特にこれからの時期は水も傷みやすくなりますので、最低でも一日一回はきれいにしていただくことも大事になってきます。食欲不振と歯の状態などいつもとは異なる状況もありますので、うさちゃんにとって普段とは違って気になることがあると考えていただきながら、できることから対応して観察いただきたいと思います。
給水器は改めてしっかりと洗浄していただき、洗剤を使った際は洗い残しがないように十分にすすいでいただきながら、設置位置なども再確認してください。今現在のうさちゃんが飲みやすい場所となるように取り付けていただくことが重要です。また別の器（お皿）などでも与えていただくことも試していただけると思います。そちらから飲む様子が見られるのであれば、給水器の形状や取り付け方の見直しが必要になってきます。また、水自体も見直してみることができると思いますので、ペットボトルの水（軟水）や水道水であれば浄水してから与えてみるなどで、飲んでくれるかどうかを試してみていただくこともできると思います。うさちゃんの状況を撮影したり、実際に使っている給水器をかかりつけの獣医師にもみていただいて、問題がないかということを確認していただくこともよいと思います。