うさちゃんそれぞれの性格の違いによって、見せる反応や行動が違っています。もともとの性格ということもあるようですが、撫でられることや抱っこされることも大好きなようですから、飼い主さんとのコミュニケーションが好きなうさちゃんのようです。また体調を崩した時に常に飼い主さんがそばにいたことから、そうしてもらえると思ってしまったのでしょう。眠い時にそばにいないと機嫌が悪くなるという様子からは、その機会が多ければその分飼い主さんの行動も制限されてしまうようです。飼い主さんとの関係性が少し逆転し始めていることもあるかもしれません。理解してもらえるまでに時間がかかるかもしれませんが、改めてルールを決めてそのルールをうさちゃんにも受け入れてもらうように試してみていただくことはできると思います。特に夜間はお互いが休息する時間として、お休み前に抱っこの機会を作り満足してもらう状況を作ってから、就寝するようにするとよいと思います。スタンピングやケージを齧って揺らすなどしても、反応することなく我慢していただくことになります。その場合、足裏や歯などへの影響も考えて、事前にケージの環境を振り返り、場合よっては床材を見直したり、かじり木などを取り付けていただくことも必要になると思います。またうさちゃんがそばにあって安心するものがないかを考えてあげてください。牧草の香りなどはうさちゃんにとって安心できるといわれていますので、常にそばに置いてあげることもよいですし、布などを齧る心配がない場合は、専用のソファーやベッドなどを与えてみていただくことも試していただけると思います。齧ってしまう場合はわら製のもので試してみてください。リラックスできて安心して過ごせる場所を見つけてもらえれば、見られる行動にも変化が起こることも考えられると思います。