６歳のうさちゃんですから、飼い主さんも含めた自分を取り巻いている環境のことを十分に理解していることと思います。これまで自ら飼い主さんの体に乗る様子から、抱っこを嫌がるように変化してきています。ひと月ほど前からの変化ということですので、この時期に病院へいったり爪切りをしたということがあるならば、ひとつの原因として考えることもできるかもしれません。これらの体験が辛かったり痛かったなどのことがあるようならば、抱っこされることなどでそれらを連想してしまい逃げてしまうこともあると思います。また、体を触られることを嫌がるような場合は、痛みなどを感じて触れられたくないという場合もありますので、より注意深く観察してみてください。
そして飼い主さんの膝の上に乗る時は、実はバランスをうまくとることも必要になります。年齢を重ねてきていることでこれまでできていたことが、少しずつ難しくなっている可能性などもあるのかもしれませんので、こちらもうさちゃんの様子を観察いただきたいと思います。
うさちゃんの一日の過ごし方に、これまでよりも撫でてあげる時間が増えたことや、ケージの外で一人で十分に遊ぶことができる環境により、飼い主さんとの直接の触れ合う時間が足りてきている、遊ぶことや探索などに気持ちが向いているなども考えられるようです。
読み取り方はいくつかあると思いますが、うさちゃんの体調などにもこれまで通り目を向けていただきながら、今とこれからのうさちゃんの動作をより観察いただくことで、どんな気持ちで過ごしているのかを探っていただくことになるようです。