うさちゃんの反応は接する相手が違うことでも異なりますし、うさちゃんの違いによっても本当に様々な行動を見せてくれます。
飼い主さんにだけ触れられることを許してくれていたということは、唯一安心して身を任すことができる相手と感じているようではないでしょうか。生後３か月ということもあり、お母さんのような存在で認識している可能性もあると思います。彼氏さんが触れられるようになったということは、時間を経てその存在を認めてくれた証ともいえるようです。 服や膝の上の毛布を噛む様子には、その時の飼い主さんの状態なども振り返っていただきたいと思います。例えばうさちゃんへ気を向けていない時などであれば、かまってもらいたいというサインの可能性もあると思います。また、掘ったり噛んだりという行動も本能などからも見られますので、成長を重ねてきていることで様々な行動を見せ始めていることも考えられると思います。布類の繊維をも噛んで食べてしまうようなことにならないように、うさちゃんの様子を観察しながら、場合によってはやめさせてあげられるように対応してください。
そして頭を撫でられる時と体を撫でられている時の反応に違いがあるようですが、この場合も撫でている状況の違いなどでもうさちゃんの気持ちは異なってくると思います。撫でられてうれしい時であれば、身を任せてうっとりする様子も見られますので、動く様子があるということは、もしかしたら今は撫でてもらいたい時ではない、撫でてもらいたい場所が違うなどの言葉として見せている行動とも考えられるようです。彼氏さんが撫でている時とどう状況が違っているのかを振り返っていただくことでも、理由が見えてくることもあると思います。
これからさらに成長を重ねることで、思春期などもむかえるようになれば、よりたくさんの反応や行動を見せてくれるようになると思います。見られる行動とその時のうさちゃんを取り巻いている状況をよく観察しながら、どんな言葉を伝えようとしているのかを探っていただきたいと思います。