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飼育方法

神経質になってしまった

もうすぐ1歳になるネザ-ランドドワ-フの男の子です。足の裏の毛を抜いて傷になってしまうことがあり、半年以上通院していて良くなったり悪化したりを繰り返しているのですが、どうやらいつもお世話したり遊んだりしている自分が不在の時に悪化しているようです。
自分が仕事の出張で一週間家を空けて主人にお世話を任せていたのですが、帰ってきたら私にくっついてはくるのですが些細な物音に過敏になっています。いつもは気にしない掃除機の音にパニックになっていました。また、足の裏はひどく血が滲む程になっていたため病院に連れていきましたがかなり落ち着かず暴れました。先生としてもストレスかもしれないねとのことです。
飼育環境としては特に問題はなく清潔でした。ペットカメラで見ていたところ、主人がペレットを取り替えてお皿を置くと逃げて隅に隠れていました。私と主人がいるときは主人の足元もちょこちょこ歩いたりしていましたし、好物のおやつも主人の手から食べてくれたらしいのですが、それ以外ではうさぎが主人に怯えている?嫌っている?ようなのです。
うさぎは生後2ヶ月半で出会ったときはとても人懐こく、家に来る人にも特に怯えない子でした。毛を抜くようになってから、どんどん他人に怯えて強い足ダンやケ-ジが揺れるほど大暴れするようになりました。ついにはいつも家に一緒にいる主人に対しても神経質になって、ストレスで毛を抜いてしまいます。主人はうさぎとはあまり遊ばず、淡々とお世話をして後は遠くから眺めるくらいです。
家の中は基本的に静かで、お世話は9割方私一人がしていました。出来れば小さい頃のように怯えることも少なくおおらかになってくれたら、彼にとっても楽になると思うのですが、性格なのでもう変えられないでしょうか。今後自分がまた仕事で家をあける日があるため、自分がいなくてもうさぎが心安らげるよう何か出来ることがあればご教示いただけますと助かります。(一部中略)

うさちゃんそれぞれで性格が違うことで、見られる行動なども本当に様々です。一歳になるうさちゃんで、半年以上通院しているということから、大人の仲間入りをし始める5か月ぐらいから足の裏の毛を齧る様子があったようです。環境の変化なども考えられることはなく、衛生面などもより対策をされていたと思いますので、取り巻いている環境などに要因が考えられないとなると、思春期に入り大人になったことで自我が芽生え、うさちゃん目線での見極めが生まれてきているのかもしれません。うさちゃんの視点からみると、私たちからでは些細なことでも警戒してしまうことがあったりするのかもしれませんので、どういった違いがあるのかをお二人ご一緒の時のうさちゃんの反応や、それぞれのうさちゃんに対しての接し方、周囲の状況などもさらに探ってみていただくことでも、何か見えてくることがあるかもしれません。また、うさちゃんの性別と、飼い主さんの性別での相性などにも傾向があって、異性に対しては友好的で同性には敵対心などを見せたりする場合も少なくありません。
少しずつうさちゃんがどう感じているのかが見えてきている様子のようですから、うさちゃんの反応の理由をさらに探っていただきたいと思います。うさちゃんがリラックスできたり、うれしいと感じる状況を作ってあげることはできると思いますので、お気に入りのおもちゃなどがあればそちらに気を向かせてあげられますし、うさちゃんにとって欠かせない牧草には、その香りによってリラックス効果も得られます。遊んだり食べたりできる環境なども改めて与えてみてうさちゃんの様子に変化が起きないかを観察いただきたいと思います。

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