毛玉ができてしまった時には、ゆっくり丁寧に手でほぐす事が基本です。毛玉の大きさでも異なりますが、手でほぐしながら、ブラシは両目ぐしの目の粗い方でとかせるようになれば次のステップへ進んでいけると思います。
長毛種の場合は毛が絡まりやすいですので、デリケートな部分は両目ぐしを使い無理をせずにゆっくりと毛をとかしていきます。この時静電気防止スプレーを用いていただくこともおすすめします。特にお尻付近は絡まりやすいですので、とかす範囲をせまくしながらブラシの進める方向は上から下へと丁寧にとかしていきます。毛玉がほぐれてくしが通るようになれば、くしの目の細かいほうで毛の流れを整えてあげます。そうすれば体全体をスリッカーブラシでブラッシングしてあげられるようにもなると思います。
万が一くしでほぐれない毛玉になっている場合には、大きさを確認しながら、毛玉の大きさが2ｃｍ程度のもので玉になっている時は、ゆっくり根本に絡んでいる毛をほぐして引っ張ってあげてください。2ｃｍ以上の大きさの毛玉は、毛玉を二つ程度に割りながら少しずつほぐしてあげます。
HPの店長の飼育講座にもブラッシングについての記事がございますので、そちらもぜひご参照ください。

店長の飼育講座　第19回　ブラッシング
https://www.rabbittail.com/news/2214