生後5か月になるようですので、思春期に突入していても不思議ではない時期だと思います。お年頃になることで、自分の縄張りや優位性を主張することがありますから、そのためのにおいつけの行動が見られるようになることがあります。
今回の場合はサークルの中でおしっこしてしまうようですが、飼い主さんが目を離した時に限定されているようですので、遊んでいるところを見ていてもらいたい、注目していてほしいという言葉や、見られている時はおしっこを失敗できない、見ていないからおしっこしてしまおうという気持ちの動きなども感じられる印象があります。
目を離すと必ずおしっこをしてしまうのであれば、サークルで遊んでいる時には常に見守ってあげることを試してみながら、うさちゃんの行動をさらに観察してみてください。目を離す時には一旦ケージに戻ってもらい、そのあとの行動がどう変化するのかを観察いただくこともできます。また床面がおしっこしても吸収してくれる状態になれば、汚れにくくなると思いますので、いたずらされにくく洗えることもできるシーツなどや、サークル内にすのこを取り入れるなど、環境を見直してみていただくこともできると思います。
体が汚れた後に行うお手入れの際に不機嫌になる様子もありますから、うさちゃんにとってストレスになっていることが考えられますので、根本的に汚れにくい環境を改めて考えてあげることも大切なのではないでしょうか。
この状況が続くことでサークルの中にトイレの場所を作ってしまうようになると、ケージ内のトイレを使用する頻度も低くなってくる可能性もありますので、サークル内のおしっこが習慣化する前に、環境を見直していただくことがよいと思います。