夜間に見られるうっ滞の症状ですが、この夜ということ以外にも症状が出る要因となることがないか、環境周りなどにも目を向けてみてください。10歳という年齢から、少しずつ体の弱い部分などに体調の変化が見られるようになっているのかもしれませんが、症状が出やすい条件などがあったりするのかもしれません。そのあたりもかかりつけの獣医師とともに、原因を追究できるようですと突然の症状でも対応できることが見えてくると思います。
また自宅でできるケアについても、獣医師に確認していただくとよいと思います。それぞれのうさちゃんが見せる症状も違っていますので、その症状にあったケアが大事になってきます。お腹をマッサージする方法もありますが、こちらも普段からうさちゃんが受け入れてくれていることも重要で、またお腹にガスが溜まっている時は行ってはいけませんので、こちらについても直接アドバイスをいただけるようご相談してみましょう。
食事内容の見直しや運動量をあげることもうっ滞予防の方法ですので、改めてその状況を報告いただきながら、改善する点がないかを確認していただくとよいと思います。牧草の繊維質も十分に取り込んでもらえているかも大事です。排泄される糞の状態も確認しながら、メインとなる牧草をもりもり食べてもらえるような環境があることでコロコロした健康的な糞が見られるようになります。一日の過ごし方など年齢を重ねてきていることでゆったり過ごす様子もあると思いますので、こちらの現状も確認しながら改善点がないかを一緒に探していただけるようご相談ください。