うさちゃんに適した室温がありますが、こちらにもやはり個体差があることです。また今回のように年齢を重ねることで適した環境が変化してくることもあります。飼い主さんと一緒の空間で過ごしていますので、飼い主さんにもなるべく快適に過ごせる環境を見つけていただくことになりますが、うさちゃんが過ごしている場所の温度も確認してみてください。お部屋によっては計測する場所でも異なってきますので、ケージの置き場所なども見直してあげることもできるのではないでしょうか。
エアコンの吹き出し口や風の流れなどを考慮することや、床面は冷気が溜まりやすいですので、高床式などのように高さを持たせた場所に設置することでもケージ内の温度が変わることもあります。またパーティションやカーテンなどの布もので、室内を二分してみることができないかなど、考えられる対策を試してみていただけると思います。ケージの中にハウスなどを入れることでも、うさちゃんが過ごす場所を自分で選ぶ様子が見られることもあると思います。
６歳という今のうさちゃんに合った対策をとっていただくことになりますが、飼い主さんの快適な環境も確保しながら、お互いがより過ごしやすい環境を見つけていただくことになるようです。室温の変化での軟便以外に気になる症状が見られた時には、迷わず獣医師にご相談ください。また年齢を重ねてきていますので、定期的な健康診断もとても重要です。かかりつけの獣医師にも今回の症状を報告いただきながら、どういった対策であればこちらのうさちゃんに合っているのかを、具体的にアドバイスいただけるようにご相談ください。