行動の変化が見られた時、それまで与えていた環境と違っていることがありますので、この点が要因のひとつとして考えられるようではないでしょうか。
男の子に対して攻撃性が見られていて、明らかに怒っている様子のようですから、飼い主さんやへやんぽの環境などを独り占めされたと女の子が勘違いしてしまっている可能性はありそうです。飼い主さんも女の子への気遣いを示していましたが、うさちゃんにとってはこの気遣いもまだまだ十分ではなかったのかもしれません。
一時的な行動の変化であれば、時間が経つことで状況も変わってくる場合があると思いますが、大きな喧嘩などにつながる可能性も考えながらご判断いただくことが大切です。一緒にさせる場合にも、飼い主さんの目の届く範囲の中でうさちゃんの行動を観察しながらの対応となると思います。攻撃性が見られるときにはすぐ離してあげられるようにご準備いただくことになると思います。具合が悪かったからだと女の子が気づいてくれるようならよいですが、この点についてはすでに時間が経過していますので、特別に女の子だけの時間などを作ってみることでは、どういった反応を示すのか観察いただくこともできるのかもしれません。また男の子へではなく飼い主さんに対しての反応なども改めて確認していただくこともよいと思います。女の子もとても大事で大好きだという気持ちを届けてみることでも、行動が変わってくるかもしれません。
2歳の年齢ですので、この先時間を重ねていくことで行動に落ち着きなどが見られてくるようになる部分もあると思います。お互いのうさちゃんの様子を観察いただきながら、穏やかに過ごすことができる環境をみつけていただくことになるようです。