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牧草が減らなくなった

6歳半のホ-ランドロップのオスを飼っています。最近牧草の減りが悪いため、1番刈りの牧草に2番刈りの牧草混ぜて食べてもらうようにしました。ただ昼間は食べる気配がなく、夜中家族がいないのを見計らって食べる傾向があります。昼間もそうです。警戒心が強いのか諦めるしかないのでしょうか?朝は、バナナ食べます。夜はペレット食べます。便の状態は小さくて黒く悪いです。整腸剤切れてからダメです。よろしくお願いします。

牧草の減りが悪いとのことですが、最近になっての変化でもあるようですので、ほかに環境の変化があったのかを振り返っていただきたいと思います。ご質問の中には「整腸剤がきれてからダメ」とありますので、こちらをまずはもとの環境へ戻してみることでも、状況が変わってくるのではないでしょうか。これまで与えていたサプリメントがこちらのうさちゃんに合っていたのであれば、これまで通りに与えていただきながら、排泄物の状態と食欲についても見守っていただけることと思います。
また、牧草への興味の示し方はうさちゃんごとで異なることではありますが、フードやご褒美などに比べるとなかなか率先して食べてくれないこともあると思います。牧草を複数にしてみることで食べる様子が変わることももちろんありますが、フードやご褒美によってお腹がいっぱいになり満足してしまっていることがないか、これらの内容や与え方などを見直していただくことも大切です。この点はうさちゃんごとでの適した内容がありますので、体格や体重、体質などを考慮しながら与えている内容を再確認していただきたいと思います。かかりつけの獣医師にも直接アドバイスをいただけるようですと、より的確な指導をいただけると思いますので、ぜひご相談いただきたいと思います。
そして繊維質を取り込んでもらうことで、糞の状態も変わってくるはずですから、牧草をもりもり食べてもらうことができる環境になることが今後の目標になると思います。一番刈り牧草は繊維質が豊富ですので、こちらをメインに食べてくれるようならばよいのですが、そうではない場合には今回のように二番刈り牧草を混ぜてみることや、チモシー以外のイネ科の牧草なども試していただくこともできると思います。食べてくれる牧草を見つけながら、よりたくさんの牧草を食べてもらえる環境になるように、与え方なども見直してこちらのうさちゃんにとって食べやすい環境を見つけていただきたいと思います。
うさちゃんの食べる様子については、実は日中の時間帯は休息していることも多く、この時は食べたり飲んだり、排泄すること自体も少なくなる傾向があります。ですから、これまでも日中は食べる気配がないということであれば、うさちゃんの習性から見られている様子とも捉えていただけると思います。もちろんうさちゃんそれぞれの個体差によって見られる行動も違っていますので、警戒心をもっているという場合は、ケージの中の牧草入れの付近が隠れ家的な環境になるようにしてみるなどで、ケージ内の環境も見直しながら工夫をしていただきたいと思います。
最後に、6歳という年齢から変化が見られやすい時期でもあると思います。糞の状態が変わらず、ほかにも不安な様子が見られてきているような場合は、体調不良のサインではないかと疑っていただきながら、かかりつけの獣医師に一度きちんと診ていただくことで安心できると思います。ぜひご相談ください。

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