噛む行為はいけないことだと認識してもらう必要があるようですが、ご主人に対しては見せることのない行為ですので、今回のようにご主人にしつけとして言い聞かせてもらう方法は正解のひとつだと思います。奥様が叱る、言い聞かせるという行為を行うことで、うさちゃんの行動がエスカレートすることが予測できますので、無駄に興奮させないように対応してもらうことがよいのかもしれません。手からおやつをもらってくれるようになってきていますから、少しずつ反応も変わってきていると感じられますので、今までの距離感を急に近づけるなどではなく、このペースで向き合っていただくことでより関係性を築くこともできるのではないでしょうか。
腰を噛まれた際の状況からは、ご主人と話をしていたという点からは、ご主人をとられてしまったと勘違いしたことや、自分も仲間に入れてもらいたいという気持ちの行動とも読み取ることができそうです。また、自分の縄張りの中と解釈していれば、その場所からどいてもらいたいという場合でも鼻でつんつんしたり、噛んだりする行動を見せることもあります。他のご家庭からのご質問や私も経験したことがありますので、特別に見せている行為ということでもなく、うさちゃんと過ごしているご家庭では「あるある」な状況ともいえると思います。ただ今回の場合はうさちゃんのその反応が激しく、噛むことが問題となっています。繰り返しになってしまいますが、うさちゃんの認識の中にはご主人が絶対でもあるようですから、そのご主人に対応いただくことがベストな対応のように思われます。
うさちゃんのもともと持っている性格の違いと、与えている環境によって見られる行動は変わってきますので、うさちゃんを取り巻く環境全体なども改めて考えてみていただくこともできるのかもしれません。ご主人と一緒にどう接していくことができそうかも再確認されてみてはいかがでしょうか。