奥歯（臼歯）の伸びすぎを指摘されているようですが、どう向き合っていくことがこちらのうさちゃんにとってベストであるのかを悩まれています。実際のうさちゃんを診ていただいた獣医師から、より具体的なアドバイスを頂戴できるようご相談いただきたいと思います。
ご質問の内容からは今回は歯の処置に至っていない様子のようですし、判断を迷われているということからは処置を勧められたということもあるかもしれません。不安な症状などは見られていないことから、処置を見送りにしているということも考えられるようですが、このままの状態が続くようならば、トラブルが見られてくる可能性があるということなのでしょう。
うさちゃんの食事内容や量なども振り返りながら、歯の摩耗について大きな役割を持つ繊維質豊富な牧草を、しっかりと食べてもらえる環境かどうかを再確認していただきたいと思います。チモシー一番刈りとオーツヘイの二種類を与えていますし、なおかつよく食べている様子もあるようですが、このよく食べるという量がどの程度であるのか、こちらのうさちゃんの体格や体調などからのベストな量であるのかということを改めて確認していただくことも大事です。かかりつけの獣医師にもこの牧草の一日の摂取量を報告しながら、フードの与え方なども合わせてお伝えして、食事内容全体について見直す点があるのかどうかを具体的にアドバイスしていただきましょう。臼歯の摩耗には牧草の繊維質が欠かせないですから、こちらのうさちゃんに合った牧草の取り込み方を教えていただきましょう。
フードについても、牧草を食べる際のように咀嚼回数を多く必要とするタイプのフードもお勧めです。当店で取り扱いのフードのブルームシリーズは、噛み合わせが悪く奥歯のケアをしていたうさちゃんがこのブルームシリーズを食べ始めてからケアの回数が減少したことを獣医師も実感されているほどですので、ご検討いただく価値はあるのではないでしょうか。
そして、牧草を一種類だけではなく複数を与えることはとてもよいことです。それぞれの牧草の特徴に合わせて歯の動かし方が変わってきますので、歯の摩耗にもよい影響を見せてくれるはずです。歯の処置をどのタイミングで行うことがよいのかは、それぞれのうさちゃんによっても異なってくることです。歯についての現状と食事内容を振り返りながら、こちらのうさちゃんに合った判断を取っていただくことが答えとなると思います。どうぞ再度獣医師とベストな答えが出せるように話し合われていただきたいと思います。

当店HP　フード　シニアブルーム紹介ページ
https://www.rabbittail.com/products/detail/1082