頻繁にみられる下痢
6才になるミニレッキス♂の頻繁な下痢についてです。抜けた毛も取っているし、牧草や野菜もたくさん食べるのですが、5才を過ぎたあたりから下痢をしやすくなりました。野菜も水分量が少ないうさぎに安全なものを与えていて、ペレットは毛球症配慮のグルテンフリ-のものを与えています。動物病院で診て頂いても原因となるものは無く、もともとの体質によるものかもと言われました。症状は下痢をしている時は食欲不振になり、でもおやつや野菜は食べるといった感じです。毛球症によって下痢をしてしまうのでしょうか?(一部中略)
頻繁に下痢の症状が見られているようですが、かかりつけの獣医師からも原因となるものがないということは安心できる部分もありますが、ではなぜ?という疑問も生まれてくることだと思います。うさちゃんによって腸内環境は違っていますので、お腹の調子もそれぞれのうさちゃんごとで個性があるともいえることです。下痢の症状が見られる時に食欲不振になる様子がありますが、この時の状況を今一度振り返ってみていただきたいと思います。病気ではないといわれた場合などは、一時的な症状で時間が経つことでコロコロの健康の糞が見られることも少なくありません。また軟便と違って下痢の場合はうさちゃんの体調にも負担があるのではないかと推測できますので、取り巻いている環境なども改めて確認いただくことも大事なことではないでしょうか。野菜もたくさん食べるうさちゃんですが、水分量にも気を配っていらっしゃいますし、ペレットフードもグルテンフリーのタイプです。また牧草も十分な量を食べてくれているのであれば、大きな問題なども見当たらないともいえるようです。獣医師からも与えている食事内容と一回に与える量などもアドバイスをいただけているはずですので、食事については問題がないということと捉えさせていただきます。下痢になることで食欲不振になるのか、食欲不振によって食べるものが変わることで下痢が見られているのかということでも、違ってくると思います。また食欲不振の他に、例えばですが環境の変化などがあるようならば、そのことが引き金となっている可能性なども考えられると思います。食事の時間や遊ぶ時間など過ごしているリズムが変わったり、飼い主さんの動向なども関係している場合などもあるのかもしれません。下痢の症状がどんな時に見られるのか、他に関連性が見えてこないかという点も引き続き探ってみていただきたいと思います。うさちゃんは食事をしてからコロコロの糞を排泄するまでに約4時間ほどといわれていて、盲腸糞がつくられるにはさらに時間がかかり8時間程度といわれています。排泄のリズムなどもわかるようならば、それ以前に食べた食事内容や過ごし方などが関係しているケースもあるかもしれませんので、些細なことでも構わないですから見えてくることがないかを探っていただきたいと思います。毛球症の場合は、飲み込んでしまった被毛が消化管をスムースに流れずに、さらに消化管が活発に動かなくなる、また食べたものが絡み合って塊になったものが毛球となり、お腹の中に留まってしまいます。取り込む水分が少なくなることでも塊がほぐれにくくなり、さらに腸内で動かずに滞ってしまうなどしてうっ滞の症状が見られることもあります。うっ滞が起こっていることでも下痢が見られますので、食欲不振という大きな原因が、どこからきているのかが見えてくるようですと、改善できる糸口が見えてくるのかもしれません。体質という点からは、うさちゃんが本来持っている自然治癒力を上げることができないかということも考えてあげられるのではないでしょうか。免疫力を上げるサプリメントなどを取り入れてみることもひとつの方法かもしれません。また飲み水を見直してあげることで糞の状態が安定したというケースもあります。うさぎの水(商品番号945)やペットの水(商品番号2431)もお勧めですので、こちらも検討していただければと思います。サプリメントの場合は薬と違いますので、効果の見られ方もうさちゃんそれぞれで異なってきます。獣医師にもサプリメントについてご相談してみてください。こちらのうさちゃんに合うものなどアドバイスをいただけるようですとよいですね。
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