高齢うさぎへの牧草の与え方
7歳9ヶ月のミニウサギのオスを飼っています。先日歯が伸びていたため、奥歯を切る手術を行いました。また、担当の先生によると、前歯が一本欠けているとの事でした。食欲は順調に回復していますが、木のおもちゃや、長い牧草は食べていません。そこで牧草を1~2センチほどに切って与えています。この与え方で歯の伸びすぎは防げるのでしょうか?また、おすすめの牧草の与え方、おすすめの牧草の種類などあれば教えて頂きたいです。よろしくお願いします。
奥歯(臼歯)の不正咬合が見られているうさちゃんのようですが、適切な状態に処置していただけたことで、食欲などにも本来の様子が見られるようになると思います。また前歯が一本欠けているという状況が、歯の一部が欠けてしまっているのか、抜け落ちているのかという状況でも異なると思いますが、今後は定期的に歯の状態を確認いただくことがとても重要です。そしてより歯を摩耗できるような食事内容を考えていただくことになります。臼歯の摩耗には、牧草の繊維質がとても重要な働きを見せてくれます。こちらのうさちゃんのこれまでの食事の取り方を振り返ってみていただきたいと思います。長い牧草は食べてくれない様子があるようですが、1~2センチにカットした状態で食べ進めてくれるならば、この与え方もひとつの方法になります。牧草もチモシー牧草の一番刈りを好んで食べてくれるようでしたら繊維質が豊富ですので、臼歯でしっかりとすりつぶしながら食べ進めてくれます。牧草も一種類だけではなく、複数を与えていただくこともよい方法です。食べるものが変わることでも歯の動かし方が変わってきます。また食欲がない時などは食べものをうさちゃんが選ぶということもできるようになりますので、同じチモシー牧草でもメーカーの違うものや、一番刈りだけにこだわらず二番刈り、チモシー以外の牧草も試していただけると思います。チモシー牧草一番刈りをしっかりと食べてくれる場合は、メインの牧草は一番刈りにしながら、それぞれのうさちゃんの好みの牧草を見つけていただきたいと思います。またペレットフードも一種類だけを与えている場合には、シニア向けのブルームシリーズのペレットもお勧めです。大きな繊維質が豊富でほぐれやすさがありながらも、咀嚼できるペレットです。シニア向け(6歳以上)にはスペシャルブルームがありますので、今与えているペレットフードの一部を、こちらに置き換えて与えていただく方法で、うさちゃんが食べてくれる様子があるか観察してみていただきたいと思います。複数のペレットフードを食べ慣れることで、牧草と同様に食べたいものを選ぶこともできますし、流通の関係などで手に入りにくくなったり、ロットが変わって食べない様子が見られた場合なども慌てずに済みます。そして、前歯が欠けている状況がかじり木は齧らないようですが、ケージやサークルなどを齧ってしまっていないかという点もご確認いただきたいと思います。前歯の一部がないことで、噛み合わせなどの問題が起こってくる可能性も考えられますので、冒頭にお伝えしたように定期的にかかりつけの獣医師にご確認いただくことが大切です。 うさぎのしっぽ チモシー牧草 https://www.rabbittail.com/product/catalog/s/default/n/25/t/category/ca/285 うさぎのしっぽ その他イネ科の牧草 https://www.rabbittail.com/product/catalog/s/default/n/25/t/category/ca/286 SPECIAL BLOOM(スペシャルブルーム) 800g https://www.rabbittail.com/products/detail/1084
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