１２歳のうさちゃんで見られる症状が少しずつ増えてきています。寝たきりになることで食事や排泄の面でひとりで行えないことも多くなると思います。牧草ペレットを口にしてくれること、また盲腸糞も口元へともっていくことで食べてくれる様子は、うさちゃんの生きる力を感じられることではないでしょうか。ケアフードにもよい反応がありますので、こちらのうさちゃんのお好みに合ったようです。興味を示してくれるものを与えていただければ、うさちゃんが食べたいタイミングと合致することでしっかりと栄養を取り込んでくれるはずですので、今後もこれまで同様に接していただきたいと思います。体の汚れもきれいにしてあげることはお互いが大変な部分もあると思います。場合によっては洗ってあげることもあると思いますので、うさちゃんの負担が少なく済むようにこちらのうさちゃんに合った方法を見つけていただきながら、気持ちよく過ごしてもらえる環境を今後も追及していただくことになるようです。当店のHPには店長の飼育講座があり、そのバックナンバーでご長寿うさちゃんの記事もご覧いただけます。ぜひこちらも参考にしていただければと思います。かかりつけの獣医師とも今後の接し方などのアドバイスもいただけるようにご相談いただくこともよいと思います。実際のうさちゃんを診ていただいている方ですから、より具体的なご意見もいただけると思います。飼い主さんがうさちゃんのためにとお考えの気持ちはうさちゃんに伝わっているはずです。その気持ちがなによりもうさちゃんを安心させてくれているのだと思います。まだまだ暑さも本番が続きますので環境を確認しながら、引き続き一日一日を大事に過ごしていただきたいと思います。 飼育講座 バックナンバー https://www.rabbittail.com/newshistory/2016/0/3/0