かかりつけの獣医師に伝授いただいた方法のほか、飼い主さん自らの方法でも抱っこできたことがあるようですが、それぞれの場合のうさちゃんの体勢などや暴れ具合とでもいいますか、その状況も踏まえて考えてあげることになりますので、対応もまた違ってくるのかもしれません。うさちゃんが大人しくなってもらえるような環境も合わせて考えていただくことでもうさちゃんの反応が違ってくると思いますので、抱っこの練習の場合はうさちゃんの縄張り以外の場所で行うこともよい方法なのです。病院ではうまくできたということがあれば、この点は納得していただけるのではないでしょうか。うさちゃんの意識がいつもとは違う場所ということに向きますので、大人しくしてくれる場合もあります。この点もぜひ振り返りながら取り込んでみてください。力加減は暴れてしまった時の状況に応じてというアドバイスになってしまいますが、うさちゃんの体勢が自然な状態ではなくなっている時には、無理な力を入れることでケガなどに繋がる場合もあります。当店のHPの町田店長アドバイス「うさぎの飼育講座」に、グルーミングを覚えようの第一弾に抱っこについての紹介があります。こちらの内容もぜひ参考にしていただきたいと思います。うさちゃんに安心してもらえるように、飼い主さんの緊張もときほぐしながらチャレンジしていただきたいと思います。中でも紹介しておりますが、うさちゃんの視界を防ぐことでも大人しくなってくれる場合もありますので、うさちゃんの体勢を安定させられるように飼い主さんの腕の中で大人しくしてくれる様子が見られないか、試してみていただきたいと思います。かかりつけの獣医師にも次回の診断の際にでも、うさちゃんの体勢をふまえた力加減について、再確認していただくこともよいと思います。 第17回　グルーミングを覚えよう①　抱っこ https://www.rabbittail.com/news/2142