うさちゃんは自分の体のお手入れを本当に上手に行っていますので、後ろ足や前足も使いながら耳なども丁寧にセルフグルーミングします。こちらのうさちゃんはこの耳周りのグルーミングが上手にできていない様子が見られています。毛づくろいとありますので、痒がっているなどの病気のサインなどはなく日々のお手入れということであれば、耳周りの状況を確認いただきながら見守ってあげることにプラスして、お手伝いを行っていただくこともできると思います。基本的には耳の中の場合は、見えている部分に汚れがない場合はお手入れは不要です。軽い汚れの場合は、耳の表面を拭きとる対応になると思いますが、この場合は専用のイヤークリーナーや綿棒を使って行ってあげましょう。この場合も見えている部分だけを優しく拭き取ってあげる対応で十分です。脱脂綿などのコットンを使ってもよいと思いますが、デリケートな部分でもありますので、優しく刺激少なく行ってください。また、痒がっている様子があったり、耳垢が見えていたり、耳がにおうような時には獣医師にきちんと診ていただき対処していただきましょう。そして今回は違っておりますが、垂れ耳のうさちゃんはチェックすることも難しい場合がありますので、健康診断などの際に獣医師にしっかり確認いただけるようお願いしましょう。獣医師に診ていただく際には、耳掃除の方法を伝授いただくこともよいと思いますので、ぜひご相談ください。