うさちゃんも年齢を重ねることで、見られる行動にも変化がおきてくることがありますので、これまで与えていた環境を見直してあげることで、より適した環境になることがあります。飲み水の与え方もそのひとつといえると思います。より自然な体勢で飲むことのほうが、うさちゃんの負担が少なくなります。今回の場合は飲みにくくなっている状況がすでに見られているのではなく、今後のために移行したいということですので、うさちゃんがどう判断するのかを観察しながら、場合によっては時間がかかることもあると思いますので、うさちゃんのペースを見て取り組んでいただくとよいのだと思います。方法としては、これまでに与えていた状況と併用して与えていきましょう。うさちゃんが飲みなれた環境は残しながら、どう反応を見せるのかを観察いただくことになります。うさちゃんの性格にもよりますが、与えられる環境などにも保守的な反応を見せることも多いですから、関心をみせながらもなかなか行動に移らない場合などもあるかもしれません。これからの時期気温も高くなりますので、飲み水の量なども増える傾向があります。併用して与えていることで、こっちでも飲むことができると覚えてくれるようならば、うさちゃんが自分で一番飲みたいスタイルを選んで使ってくれると思います。個体差があることですが、特に暑くなった時などは冷たい水を好むこともありますので、氷を浮かべてみることや、電解質を補給できるサプリメントを加えるなどしてより魅力を上げてあげることでも、うさちゃんが興味を示してくれる可能性もあるかもしれません。６歳ということでもまだまだ若く元気な様子であれば、これまでの環境のほうがうさちゃん自身は飲みやすいということもあると思いますので、うさちゃんの現状を受け入れながら焦らずにゆっくりと取り組んでいただければよいと思います。