ケージを齧ってしまう
10ヶ月になるネザ-ランドの女の子です。前から、外に出してもらいたい時や構って欲しい時などに、ケ-ジの柵をガジガジと噛んでアピ-ルしてきます。不正咬合になってしまうのを心配し、かじり木フェンスを取り付けてからはしばらく噛まなくなっていたのですが、今度はかじり木フェンスがない場所を噛むようになってしまいました。仕方ないのでまたその場所にかじり木フェンスを取り付けたのですが、また違う場所を噛むようになってしまい、キリがない状態です…。言葉が話せないうさぎが、行動で伝えようとしてくれている姿を無視するのは可哀想で、でもこのままでは不正咬合になってしまうのではないかと心配です。ちなみに、外出している時もカメラで確認するとたまに齧っているのですが、しばらく噛んだ後、こちらの反応がないことが分かると、諦めて噛むのを止めてくれます。歯のことは心配なので、次の受診時に診てもらおうと思っているのですが、ケ-ジの齧り対策や、飼い主の接し方など、アドバイスがあればお願い致します。
ケージなどの柵を齧る行為は本当に多くのうさちゃんに見られる状況です。こちらのうさちゃんのように、飼い主さんの気を引くためや、ケージの外に出してほしい、お腹が空いているなど、それぞれでその言葉が違ってくると思います。また伸び続ける歯を持っていますので歯を摩耗させるためにも物を齧りますから、100%やめさせるということはできない行動でもあります。ケージなどを齧ることで歯に負担がかかりますので、齧ってもよい環境にしてあげることが必要になってきます。かじり木フェンスを取り付けていただいた対策はとてもよい方法です。専用のフェンスですので、その部分をうさちゃんが齧っても安心して見守ってあげられます。ただ、ケージなどの柵の部分はうさちゃんにとって齧りやすい部分でもありますので、その隙間を見つけてはその場所を齧るということを見せることも実は想定できる状況です。うさちゃんも賢いですので、かじり木フェンスのない場所でアピールするようになりますし、その場所を飼い主さんが移動していることもすでに理解しているでしょうから、遊んでいるような印象も持ち始めているかもしれません。こういった場合は、一か所だけではなく複数箇所に取り付けていただくことをお勧めします。他の飼い主さんの中には、ケージやサークルを木製のすのこでしっかりガードさせている方もいるほどです。多種あるかじり木でも固定できるもののほか木製のすのこも適していますのでぜひご検討ください。接し方としては、齧ってアピールしていることに対してはできるかぎり無視することが大事なのです。飼い主さんの反応があることでうさちゃんは齧ればかまってもらえると認識してしまいますので、そうならないように対応いただくことが大切です。そのためにも齧ってよい環境を整えながら、一緒に遊ぶ時間などにたくさん接してあげることで、飼い主さんからの愛情は伝えてあげられます。そして、歯のトラブルがないかという点を一度診ていただくこともとてもよいことです。10か月という年齢ですから、健康診断の機会にもとてもよい時期です。今度診ていただく獣医師にうさちゃんを知ってもらえる機会でもありますので、ぜひご相談いただきたいと思います。
横浜店045-762-1232
恵比寿店03-5774-5443
洗足店03-5726-8670
柴又店03-6657-9524
吉祥寺店0422-26-6064
二子玉川店03-3700-3885
オリナス錦糸町店03-5809-7508
海老名ビナウォーク店046-200-9910
グランベリーパーク店042-850-7041
レイクタウン店048-940-8346
幕張新都心店043-441-7307