高齢うさぎの牧草の与え方
今年で10歳になるうさぎを飼っています。現在カナダ産チモシ-を与えているのですが、最近食い付きがあまり良くなく、試しにウィ-トヘイを与えたところとてもよく食べるので、ウィ-トヘイへの変更を考えています。高齢のうさぎに与えるには、カナダ産チモシ-かウィ-トヘイのどちらが向いているのでしょうか。また、高齢うさぎが避けた方が良い牧草やオススメの牧草があれば教えていただけると助かります。ちなみに今のところ健康面で特に問題はなく、強いて言うなら少しお腹が弱いくらいです。硬い茎も食べることができているので、食べられる間は硬い牧草をあげた方がいいのかな?とも考えています。
10歳になろうとしているうさちゃんで、健康面でも特に問題がなく元気な様子を見せてくれることはとてもうれしいことだと思います。これまで食べている牧草に対しての反応が変わってきているようですから、そのことがうさちゃんからのサインではないかということも疑いながら観察していただくことも大事なことです。特に年齢を重ねてきているうさちゃんですので、少しずつ見られる行動などに変化が起こることもあります。その理由が加齢などが関係していることなのか、それとも体調の変化から見られているのかということを見極めてあげられるようによく観察していただきたいと思います。牧草については、私たちが食べる野菜やお米などと同じように、同じメーカーのものでも収穫された時期の違いなどから見た目も香りも違ってきます。また保管状態などでも変わってくることですので、このあたりの変化を敏感に察知して興味が変わることもあります。またうさちゃんの好みや体調によっても今は違うといわんばかりに別の牧草を食べる様子などもあると思います。チモシー牧草の状態なども確認しながら、香りを復活するためにもレンジでチンしてから与えてみたり、たたいて繊維をつぶし香りを出すなどひと工夫してみながら、興味を示してくれないかを探ってみていただくこともできると思います。そしてウィートヘイの牧草に興味を示して積極的に食べてくれることは、好みの牧草がひとつ増えたことでもありますので大きな発見でもあると思います。ウィートヘイもチモシー同様イネ科の牧草ですので、こちらをメインに与えていただくこともできます。硬い茎の部分も食べてくれるようですから、様々な部位を食べてもらえるように与えていきましょう。いろいろな牧草を食べることで歯の動かし方が変わりますので、歯の摩耗にもよい影響があります。うさちゃんの体質にお腹が弱いという点もあるようですから、与え方などを記録しながら、お腹の調子に変化が起きる場合の原因なども探っていただくこともよいと思います。この時取り巻いている環境なども合わせて記しておくとよいと思います。ストレスなどが関係していないかという点も改めて確認できると思います。そして牧草も同じものばかりを与えるよりも複数のものを食べ慣れておくほうが、体調が悪い時などその時の食べたいものを選ぶことができることにも繋がりますので、この先も複数の牧草を食べられる環境を作っていただきたいと思います。うさちゃんそれぞれでの好みがありますので、チモシーでも産地の違うものや一番刈りにこだわらずに二番刈りも試してみたり、他のイネ科の牧草でもよいですし、ハーブなどがブレンドされたものなども嗜好性が高かったりしますので、こちらのうさちゃんの好みを考慮しながら探してみていただきたいと思います。またかかりつけの獣医師にもこちらのうさちゃんのこれまでの食事内容を踏まえて報告しながら、今後どういった内容がよりベストなのかということを詳しくアドバイスいただくことがよいと思います。実際のうさちゃんの状態を診ながらのアドバイスになりますので、より具体的な内容を示してくださることだと思います。
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