７歳という年齢ですので、若いころとは違った反応なども少しずつ見られ始める時期かもしれません。環境の変化がストレスとなり、体調に影響が見られることなども想定できる部分はあると思いますので、まずは引っ越し先で診てもらえる獣医師を事前に探しておくことは大事なのではないでしょうか。引っ越しの移動は普段とは異なる環境を体験しますので、少なからずストレスとなることは予測できると思います。そのストレスをなるべく少なくしてあげられるように、移動の際に使うキャリーには事前に慣れてもらう状況を作ってあげることができると思います。へやんぽやケージの掃除の際などに中に入ることができる環境を与えていただきながら、ご褒美なども与えてあげることでキャリーで過ごすことに慣れてもらえご褒美によっていいことがあると覚えてもらえるようになります。車で２時間の移動のようですが、車で一緒の移動の場合はうさちゃんの様子を見ながら途中休憩する時間も取ることができる点が強みになると思います。一緒に移動する飼い主さんがリラックスしていることなどでもうさちゃんは安心してくれますので、緊張することなく大丈夫だよと優しく声をかけながら接してあげることもよい方法です。また当日は交通情報なども確認しながら混み合う時間帯をさけていただくことなどでも、移動時間の短縮ができることもあると思います。日頃からお出かけに慣れている様子であればよいですが、車での移動もあまり体験したことがないようならば、一度練習を兼ねてご近所を車で回ってみることなどを試してみることもできるのかもしれません。もしお出かけが得意ではないということがわかった場合でも、移動の後どのぐらいの時間で元の様子に戻るのかという目安が見えてくれば、引っ越し当日も慌てずに見守ってあげられるようになるかもしれません。そしてうさちゃんが過ごす環境（ケージ内）などはこれまでと同様にしてあげることで、場所が変わったことを感じ取っていても、自分のにおいや馴染みのものが側にあることで安心感を与えてあげられると思います。また人に対して警戒心を見せる性格があるようならば、時間をかけながら距離を縮めてもらえるように人側の方である程度距離を保ちながら接してあげることもできると思います。生活リズムなどもこれまで通りに近づけてあげながら、新しい生活に慣れてくれるかどうかを優しく見守っていただくことになると思います。どんな反応が見られるのかがわからないことで、飼い主さんも不安が大きくなることもあるかもしれません。飼い主さんの不安はそのままうさちゃんに伝わりますので、必要以上に不安にならずに大丈夫と前向きな気持ちで臨んでいただくことも大切なことなのだと思います。