月齢がまだ２か月のうさちゃんですから、まだまだ成長期の真っ最中といえると思います。体重も順調に増えてきているようですが、食べるスピードが遅くなっている様子があります。このことから推測できることとしては、成長してきていることで食べ方にも落ち着きが見られ始めていることのほか、他に取り込んでいる食事によって満足できていることなども考えられるでしょう。そして体調不良などの病気が隠されていることも可能性として考えられると思います。調子が悪い？と感じられるような印象はありますか？うさちゃんの過ごし方や表情なども探っていただきたいと思います。また排泄物の状態にも目を向けてみてください。糞の大きさや量などに変化が見られているならば、消化機能に変化が起きていることも考えられますので、ストレスなどがないかという点も振り返っていただくことも必要になると思います。ペレットを飼い主さんが直接手から与えることで食べてくれる様子もありますし、食べ終わる時間がこれまでよりも長くなっていても完食していますので、食欲が全くないということでもなく取り込んでいる量としてはいつも通りともいえるようではありますから、他に不安な症状が見当たらないという場合には、様子を観察いただけるのかもしれません。ただその場合でもうさちゃんを取り巻いている環境全体を振り返ってみていただきたいと思います。食事についてはペレット以外の牧草やそのほかの副食などを取り込んでいる量が増えているようならば、ペレットの食べ方にも変化が見られることも考えられると思います。またペレットの品質などにも変化が起きていないか、香りが飛んでいたり湿気などの影響を受けていないかという点も確認いただくべきことかもしれません。不安がぬぐい切れない場合などは、このまま過ごすよりも今のうさちゃんの状態を直接診ていただくことで安心できるのではないでしょうか。今後診ていただく獣医師にうさちゃんを知ってもらえる機会でもありますのでぜひご相談ください。お迎えしてひと月を過ごしての成長状態なども合わせてご確認いただけると思います。