うさちゃんの健康的な糞といえば、コロコロして乾いた状態のまん丸い形が目に浮かんでくると思います。この様子は排泄される余分な繊維質をしっかり取り込んでいる証のひとつともいえるのかもしれません。その大きさや色や量などは、それぞれのうさちゃんによって違ってきますので、普段のうさちゃんの糞の状態を健康のバロメーターにしながら、いつもと違うという点が見られた時にその原因を探ってあげることが必要になってきます。今回は一時的な下痢の症状が見られた時がありましたが、それも改善されています。ただし軟便のような湿った糞やサイズや形が違う糞も見られているようですので、こちらがそれまで見られなかったものであれば、うさちゃんからのサインとなることだと思います。今回の場合はきちんと獣医師にも診ていただき病気などの疑いがあまり考えられないということと、うさちゃんの過ごし方などに不安がないようですから、逆になぜという疑問も生まれてくることかもしれません。病気ではないといわれた軟便についてこちらにご投稿いただくこともあります。うさちゃんの体質などで、一日のうち一時的に軟便がでてしまう場合などもあり、この場合も健康的なコロコロの糞がしっかりと見られる場合が多いようです。実際にうさちゃんを診てもらっていることと、不安要素が少ないということが今現在のこちらのうさちゃんの状態だと思います。病気の疑いが少ないといえるようですので、一時的な糞の変化を受け止めていただきながら、その理由が見えてこないかということを引き続き観察いただくことができるのではないでしょうか。あまり気にしすぎることでもその不安がうさちゃんに伝わることもありますから、食欲や過ごし方など健康だという点を褒めてあげることもよいと思います。そして何かヒントが見えてこないか、軟便気味や小さい糞、形がちょっと違う糞などがどういったタイミングで見られているのかということを探ってみてください。例えばですが、同じ時間帯に見られるのか、食べる時間帯が変わったり食べるものの割合が変わったりしたのかなど、どこかに関連されるようなことが見つかるようならば理由となることも見えてくるのかもしれません。かかりつけの獣医師がおっしゃるように、食欲がなくなったり下痢の症状が見られたりした場合にはすぐにご相談いただくことが大事ですが、そういったことや不安な点が見られていない場合は、次の健康診断まで見守ってあげることはできるように感じられます。