６か月を向かえましたので、体はまだ小さいながらも大人への仲間入りの時期ともいえると思います。男の子と判明したこともありますから、思春期などをむかえていれば、縄張りの主張などが見られ始める時期でもあると思います。使っていたトイレを使わなくなったという様子は、こちらのうさちゃんだけではなくお年頃をむかえたうさちゃんにはわりと見られる状況です。朝晩とへやんぽの時に一定の場所を使っているようですから、ケージの中ではなくへやんぽできる環境の中にトイレの縄張りを持ちつつあることが想定されるようです。かかりつけ医からは病気の疑いがないというお墨付きもいただいていますので、与えている環境を改めて振り返ってみていただくこともよいのではないでしょうか。夜間休息する時間帯はケージ内のトイレを使ってくれていますので、まだケージの中での一定の場所としてこのトイレを認識していると思います。へやんぽの際に使っているお気に入りの場所がどういった環境なのかということも探ってみてください。うさちゃんは暗がりや部屋の隅、狭い場所などを好みますが、トイレについてもお尻がおさまるような場所を見つけることもあると思います。その場所に行けなくなるような環境を与えてみることで、どう行動が変わるのかを観察することもできると思います。へやんぽの環境をお気に入りの場所を含まずにサークルなどで仕切りながら、ケージのトイレへと誘導できる環境にすることもできるのではないでしょうか。また、へやんぽの範囲は広くしてあげたいということであれば、体が汚れないように考えてあげることが必要になると思います。お気に入りの場所にトイレを設置する方法もありますが、その場合こちらのトイレをトイレの場所とうさちゃんが理解して、ケージの中ではトイレを我慢する様子が見られることも予測できますので、その場合どう対応できるのかということも事前に考えておいていただくことも大事だと思います。体のチェックの際には、おしっこの汚れが蓄積されていたりしないかという点も確認いただくとよいと思います。