９か月のうさちゃんのトイレの使い方が変化しているようですが、すべてわかって見せている行動と飼い主さんが感じられていますので、月齢などからも思春期に見られる縄張りの主張という可能性が高いようです。数週間前からの変化のようですから、この前後で何か環境の変化などがなかったか振り返っていただくこともよいのかもしれません。もし原因となることがあるようならば、その点を改善できることで行動が戻るようなのかを探っていただくこともできると思います。部屋んぽで見せたおしっこに対しても、飼い主さんのとった行動の意味をうさちゃんがちゃんと理解できていますので、とても賢い子なのだと思います。今度はケージの中でトイレ以外の場所を使うようになっていますが、これまでのトイレはどう使用していますか？トイレを使いながらということであれば、トイレを使った時に褒めてあげるなどのご褒美を与えて、トイレへと誘導できないか試してみてください。また決まった二か所ですので、この場所でおしっこの体勢が取れないような工夫ができないか、ケージ内のレイアウトなどを改めて考えてみることもできるのかもしれません。二週間ほど続いている行動になっていますので、においつけというほかにトイレの縄張り自体も少し変化している可能性もあるかもしれません。ただ排泄するだけのためではなくおしっこや糞をする動物でもありますので、うさちゃんが主張したい気持ちも受け止めながらも体が汚れないように、そして飼い主さんの掃除の手間も増えないように考えながら、お互いが納得のいく環境を見つけていただくことになるのだと思います。わらの座布団におしっこをすることで体が汚れてしまうことも予測できますので、サイズを小さくしたり、一旦取り除いたり、座布団ではないおもちゃへと変えてみるなどしてうさちゃんの反応を観察してあげてください。