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飼育方法

多頭飼育について

現在、6才のホ-ランドロップ♀を飼っています。もう1匹うさちゃんをお迎えしようか迷っているのでよければアドバイスお願いします。今回、お迎えしたいうさちゃんは6ヶ月のおそらくオスなのですが、先住うさは避妊手術済みです。一番気になるのは2匹の相性になってくるのですが、先住うさが現在放し飼い状態でリビング全体が縄張りのようになっていると思います。この状態で新しくお迎えするうさちゃんのケ-ジもリビングに置いた場合、やはり縄張りに入ってきた侵入者ということで先住うさにストレスを与えてしまうのでしょうか?飼ってみないと相性はなかなか分からないものですが、飼ってみて万が一相性が悪くても飼うのを辞めることはできないので多頭飼いのポイントやアドバイスなどありましたら教えていただきたいです。

複数のうさちゃんと暮らしているご家庭も少なくないですが、それぞれのうさちゃんに合った環境を見つけながら対応されています。新たにうさちゃんのお迎えを考えた時、先住うさちゃんにとってはそれまで独り占めできていた環境がそうではなくなりますので、大きな環境の変化となることから、見られる行動なども変わってくることも十分に考えられます。またそのことがストレスとなり体調なども左右する場合もありますので、どういった環境を与えられるのかという点を振り返っていただくことはとても重要です。先住うさちゃんは室内で放し飼いの状態ですので、ここにどう新たなうさちゃんを迎え入れるのかということがポイントでもあると思います。先住うさちゃんの放し飼いの環境を維持するのであれば、新たなうさちゃんの縄張りは別の場所へ準備いただくほうがよいのではないでしょうか。別室であってもにおいや気配で他のうさちゃんがいることを察知するはずですので、一緒の空間でない場合でもこれまでとは異なる行動が見られることもあります。同じリビングの環境で過ごしたいということならば、新たにお迎えするうさちゃんの縄張りを、サークルなどを使って少しだけ分けてもらい、その環境を先住うさちゃんが受け入れてくれるようなのか、そして新たにお迎えしたうさちゃんの存在を認めてくれるようなのかを観察いただくことになると思います。新たにお迎えするうさちゃんにも行動範囲をしっかりと示しながら、対応する際には基本的に先住うさちゃん優先で上下関係を教えてあげることも大切です。今回はうさちゃんの年齢が離れていますので、先住うさちゃんの性格によっては新しい環境となってもそちらに順応してくれることも考えられることだと思いますが、そうではなかった時の対策を事前に考えておくことはやはりとても大切なことです。別室などを準備できるようであれば、最終的にそれぞれの環境を与えて、うさちゃんそれぞれが自分の縄張りでリラックスできる環境を作れることもできると思います。そしてお迎えするうさちゃんが男の子のようで月齢的にも思春期に入っていても不思議ではないですから、こちらのうさちゃんが縄張りや優位性を大きく主張する可能性もあると思いますので、どんな性格のうさちゃんなのか、普段の過ごし方なども含めてショップスタッフへ確認してみることもよいと思います。お迎えするという環境の変化によっても見られる行動が変化することもありますので、事前の様子からでは予測できないこともありますが、どんな様子が見られた場合でもどう対応できるかということを考えていただくことが大事なのだと思います。うさちゃんが増えることで楽しさや喜びも二倍になります。その分お世話の手間も増えますが、複数のうさちゃんとの暮らしを楽しまれているご家庭も多いですので、そういった方の情報なども見ながらお考えいただくこともよいのかもしれませんね。

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