うさちゃんが見せる行動からは、飼い主さんにとても興味を示して一緒に遊びたい、過ごしたい、触れてもらいたいという気持ちが伝わってくるようです。ケージの外へ放された時には、ひとりで遊ぶことも醍醐味として感じていることだと思いますが、飼い主さんとの触れ合いも楽しみにしているように伺えます。飼い主さんの体の上にうさちゃんが乗ってくる時には、その前後でのうさちゃんの行動も観察してみましょう。今回の場合はうさちゃんが体に乗ったあとに撫でてあげていて、その行為をうさちゃんも気持ちよさそうに受け入れています。こういった場面であれば、撫でてもらいたいという気持ちからの行動とも読み取ることができるのではないでしょうか。飼い主さんの体の上に乗ることで自分の強さを示している場合もありますので、においつけの行為などをみせていたり、その場所から移動してといわんばかりのような様子など、他に飼い主さんにサインを出していないか今後も引き続きよく観察していただきたいと思います。それぞれのお宅ごとでうさちゃんとの関係性があると思いますので、お互いがなるべくストレスなく過ごせるこちらのお宅に合った関係性や環境を見つけていただきたいと思います。そしてうさちゃんは齧ることが仕事のひとつでもあります。また行動を繰り返し見せることもあります。常に見せている行為のようですが、今回の状況がその前後でどんな行動が見られているのかを振り返ってみてください。状況が違ってくれば言葉の意味も違ってきたり、はじめは意味があった行動でもすでに習慣となっている場合もあります。うさちゃんは気にいった行動を習慣化させることも少なくないのです。こちらのうさちゃんは撫でられることが好きなようですから、その後に見せているのであればもっと撫でてほしいという言葉とも捉えられると思いますので、どういった状況で見せているのかを改めて観察してみましょう。そして齧ることを受け入れていることでそうしてもよいとうさちゃんは認識していると思います。うさちゃんの行動が習慣化することでさらにその行動がエスカレートしてしまうことも少なくありません。布類を穴が開くほど齧ることで食べてしまうことに繋がったり、飼い主さんの体を齧ったりするようになるケースはこちらのご質問にもいただくことがありますので、今後の状況をよく観察しながら問題行動へと発展する場合には接し方を見直していただくことが必要になるかもしれません。それぞれのご家庭ごとでルールが違っていることです。飼い主さんの生活スタイルによっても与える環境が違ってきますし、またうさちゃんの行動をどこまで受け入れるのかということでも対応が違ってくると思いますので、こちらのお宅のルールを見つけていただきたいと思います。