生後４か月のうさちゃんでお迎えされた環境にもだいぶ慣れてきているようです。うさちゃんが見せる行動から、うさちゃんの性格なども見えてくると思いますので、その点もぜひより観察してみてください。飼い主さんの手を近づけることもでき、手から食べることもできていますが、撫でられることをまだ受け入れてくれていない様子があります。撫でる時に頭へと手を近づけることで警戒する様子があれば、口元からアゴや首の部分などではどうか、同様に警戒して逃げてしまうのかを観察いただくこともできると思います。撫でることを前提ではなく、顔や体の周りに手があることに警戒しないかどうかを探ってみてください。それでも警戒心を見せる時には無理をせずに、どんな対応ならばコミュニケーションを取ってくれるのかを探ってみましょう。そしてブラシを咥えて逃げる様子は、そのブラシでブラッシングを何度か体験していてその行為が嫌だということで見せていることも考えられますが、そういった状況がないならば、ブラシが苦手というよりはおもちゃとして捉えている可能性も高いようではないでしょうか？おやつもその場で食べずに咥えて移動するということは、うさちゃんの行動のひとつともいえるようです。飼い主さんからもらった大好きなものをゆっくりと独り占めして楽しんでいるような印象も受けますので、引き続き観察してみましょう。ひとつの行動だけでは見えてこない場合でも、同じように見せる行動があった時には、うさちゃんの気持ちが見えてくることもありますので、全体を観察しながらその言葉の意味を探ってみてください。シリコン製でも噛み続けることで齧って食べてしまうことも考えられますので、齧っても安心して見守ってあげられるこちらのうさちゃんが咥え易そうなおもちゃへ代替えしてみることも試してみてください。季節の変わり目を向かえることで、毛の生え変わりも見られやすくなってきます。撫でられることにも少しずつ慣れてもらえるようになるのかを探りながら、万が一抜ける毛を飲み込んでしまっていても、排泄へと促せるように牧草の繊維質も取り込めるよう、牧草の与え方なども振り返っていただくことも必要になってくると思います。