年齢を重ねてきていることで、うさちゃんの行動にも変化が見られてくるようになります。トイレの使い方に変化がありますので、この月齢であれば思春期へと突入したといえるのかもしれません。遊ばせてから一定の時間が経ってからの様子のようですので、その点も考慮しながら遊ばせる時間を制限して対応いただくことはよい方法です。問題行動となる前に対応することができます。また飼い主さんがサークルにいる時に頻度が増えるようですから、きっとこの点もうさちゃんからの言葉なのではないでしょうか。においつけや順位付けという意味合いも考えられますが、うれしくて興奮することでも見られる行為です。ほかに関連性などが見えてこないかをさらによく観察して探ってみてください。サークル内に入らずに傍で一緒に過ごすこともできると思いますので、そういった場合のうさちゃんの反応なども観察していただけます。おしっこや糞は、単に排泄をするだけではなくいろんな言葉も含まれる行為ですので、100％トイレだけを使ってもらうことは難しいことです。うさちゃんのこの本能や習性を受け止めながら、こちらのお宅でのルールを見つけていただくことになるのです。ご家族間での順位付けについては、より深く観察してみてください。飼い主さんが大好きでついてくる様子も、喜んでいる表情などが感じられるならば、順位が逆転しているとは言い難いと思います。ご主人への反応との違いなどがほかにはないか、うさちゃんの行動から探っていただきたいと思います。そして今でもトイレを使うためにケージに戻った時には、たくさん褒めてあげましょう。撫でられるのが大好きなようですから、たくさん撫でて褒めてあげることで、それが繰り返されればうさちゃんもトイレを使うと褒めてもらえると覚えてくれます。まだ４か月ですから、今後も行動は変化してくると思います。どういった意味があって見られているのか取り巻く環境も含めて振り返りながら、その都度うさちゃんの気持ちに寄り添って考えてみましょう。