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飼育方法

噛むことについて

1歳になるロップ男の子のことで相談です。1ヶ月でうちに来ました。来た時から元気出活動的な子でした。思春期を迎えてからはおしっこ飛ばしと共に噛むようになりました。かなり本気で噛むこともあり出血も何度も(多分軽い重い合わせて20回程)あり、噛んだらすぐ声の調子を変えて叱ったりしましたがほぼ効き目なく、病院とも相談し去勢手術をすることにしました。現在手術してから3ヶ月程経ちます。ひどい傷や出血を伴うものはかなり無くなりましたが、軽く噛むのは未だにあります。頭を撫でることを特に警戒しているため、声掛けをしてから撫でるようにしています。ひどい噛みの時に頭を抑える叱り方をした時もあるのでそれを覚えているのではないかと思ってはいます。名前を呼んだら来たり足の周りを回ったりつんつんしてきたりと懐いているという感じはしますし、爪切りやグル-ミングも私がしますがそのことでは噛む真似もありません。うさぎ飼いは4匹目で現在も先住うさぎ(女の子4歳半)もおりそれなりにうさぎとは触れ合っているつもりでしたが、この子の性格にはまだまだ悩むことが多いです。今後どのように接していったらよいでしょうか。

これまでうさちゃんとの暮らしを経験されていますので、個々の性格や行動の違いを十分にご存じでいらっしゃいます。その違いを受け止めながらも、こちらのお宅のルールもうさちゃんには示す必要はありますので、その折り合いをつけながらお互いが楽しく過ごすことができる環境をそれぞれのご家庭ごとで見つけていただくことになります。去勢手術を行ったことで行動にも変化が見られています。この点にも個体差がありますので、噛む行為が減っていることをよしと考えていただくことも実はできるのです。軽く噛むという行為をなぜ見せるのかを探ってみましょう。甘噛みの場合は甘えている行為として見せる場合もありますので、どういった場面で見せているのかということでも、うさちゃんからの言葉の意味が違ってくると思います。頭をなでる行為に対して警戒する様子があるようですから、この点は受け止めてあげることは大事です。撫でてあげたりかわいがってあげる行為は頭を撫でることだけではないですから、他にうさちゃんが喜ぶ行為を見つけてみましょう。頭の上に飼い主さんの手が向かないように、飼い主さんの姿勢を低くしながら顔周りに手を伸ばしてみたり、体を撫でてみたりうさちゃんの反応を見ることができますので観察してみてください。これから時間を重ねることでも新しい記憶が生まれてきます。今はまだ警戒する様子があっても、今後その状況が変わることもあると思いますので、焦らずにうさちゃんのペースで接してあげることも大切です。そして、名前にも反応することや飼い主さんにも興味を示していること、そして爪切りなどグルーミングも飼い主さんがされていることからは、うさちゃんとの関係性がしっかり築けていることでもあります。飼い主さんとの上下関係や先住うさちゃんとの関係性もうさちゃんは理解してくれていると感じられますので、ぜひ自信をもって接していただきたいと思います。

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